床に座りソファに寄りかかることって、よくありますよね。姿勢としては楽なのですが、それでソファがずれてしまうと地味にストレスを感じませんか?
ソファが壁を背にしていない場合、寄りかかると抑えがないのでずれてしまいますよね。
ソファがずれてしまえば、床が傷ついたり、ずれる度にソファの位置を直したりと大変な思いをします。
小さくてもこのストレスが積もるのは辛いですよね。もちろん、滑り止めをつけて対策しますが、ほとんどの場合それでもずれてしまいます。
では滑り止めはどんなものを選べばいいのでしょう。ソファの滑り止めは床のタイプや素材などで選びます。床との相性を検討することが大切です。
ソファに寄りかかるときずれないように、滑り止めの選び方やおすすめをお伝えしますね。
ソファの滑り止めで寄りかかるときにずれないものは?

ソファの滑り止めで寄りかかるとき、ずれないものはどう選んだらいいのでしょう。
おすすめは「アーランドの滑り止めシート」です。これはゴム素材の製品になりますが、詳しくはまた後ほど説明しますね。
この滑り止めはゴム素材の製品ですが、他にもシリコンやフェルトなど滑り止めの種類は豊富です。けれど、全てがどんな床にも使用できるわけではありません。
まずは床との相性が大切になるので、選ぶときに何を検討したらいいのかについてお伝えしていきますね。
滑り止めの選び方
ソファに寄りかかるときずれないように、滑り止めを選ぶときには以下のことを検討しましょう。
これら3点について、詳しく説明していきますね。
<床の素材に合わせる>
洋風や和風など部屋のタイプが色々あるように、床のタイプもそれぞれ違いますよね。フローリングや畳の部屋、最近では床暖房付きの部屋も多いかもしれません。
まず畳の部屋では、直接ソファを置く場合もラグマットを敷いて置く場合も、畳み専用の滑り止めを使用しましょう。
畳が傷まないよう、接着タイプではなくシートタイプがおすすめです。
そして床暖房付きの場合、フェルト素材や床暖房に対応可能なものにしましょう。ゴム製やシリコン製のものだと溶けてしまうので避けてくださいね。
これは、日当たりの良い場所にソファを置く場合も当てはまりますよ。
フローリングではどのタイプも使用できるので、選択肢の幅が増えますよね。ただほこりがつきやすいので、その点は考えなければならないでしょう。
このように、滑り止めにも床との相性があるので、強力だからと購入してしまい「使えなかった」ということのないよう、気をつけてくださいね。
<素材で考える>
滑り止めには、ゴムやシリコン、フェルトやシートといったように素材が分かれています。
床によっては使用できないものもあるので、どのタイプが床やソファの大きさに合っているかを検討しましょう。
<価格やカラーなど重視する点を決める>
滑り止めの種類は多いので、価格も安いものから本格的なものまで様々です。低コストで押さえたいのであれば、100均でも購入することができます。
安くても滑り止めとしての機能に満足できる場合もあるので、自分のソファの大きさなども考え探してみてください。
ただ寄りかかるとき、ずれないよう完璧に防止したいのであれば、本格的なものをおすすめします。もちろん、カラーも重要でしょう。
ソファは大きな存在感を示す家具であり、その足元に置くものであれば、部屋の雰囲気から浮いてしまうものは遠慮したいですよね。
例えばブラウン系は木の家具となじみますし、ブラック系は部屋のカラーによっては目立つかもしれません。
クリア系であれば、どんな部屋にも合いますし、商品によっては見えないように置いたり貼ったりするものもあるんです。
このように、重要視するポイントは人によって違うので、あなたが何を一番重視するか決めて選んでくださいね。
滑り止めの素材とタイプ別の比較
先ほどもお伝えしているように、滑り止めの種類は豊富です。素材やタイプをまとめてみました。
【滑り止めの素材】
- ゴム
- シリコン
- フェルト
滑り止めというとゴムの素材のイメージでしたが、他にも色々あるんですね。
まずは滑り止めの素材についてお伝えしていきますので、参考にしてください。
<ゴム>
滑り止めとしてはポピュラーで、床に傷がつきにくく洗うことができます。
価格も手頃なものが多く商品の幅は広いので、コストを抑えつつ色々検討したい人におすすめですよ。
<シリコン>
床への色落ちが心配な人にはシリコンタイプが良いでしょう。
ゴムと同じように洗えて、目立ちにくいというメリットがあります。インテリアとして部屋の雰囲気を邪魔しないのは助かりますよね♪
<フェルト>
置くだけなので手軽に設置でき、床が傷つくのを防いでくれます。床暖房や畳の部屋にも使用でき、フェルトという素材から温かみが感じられますよ。
次に滑り止めのタイプについてお伝えしていきます。
【滑り止めのタイプ】
- マットタイプ
- シートタイプ
- シールタイプ
- キャップタイプ
様々なタイプがあることを私は知りませんでした。それぞれの特徴がわかれば選びやすいですよね!
<マットタイプ>
マットタイプのものは広範囲でカバーできるので、滑り止めとしての効果は高くなります。
カットできるものも多く置くだけなので、ソファの脚や床にシールを貼りたくない人におすすめです。
<シートタイプ>
大体のものは好きな大きさにカットして使用し、ソファだけでなくカーペットにも使用できます。余っても、持っていれば色々使えて便利ですよね。
<シールタイプ>
ソファの脚や床に貼るだけなので、手軽でしかも目立ちません。ただ粘着性にも限界があるので、耐久性については商品によるでしょう。
<キャップタイプ>
ソファの脚にはめて使用するので、素材によっては伸びなくて合わない場合もあるかもしれません。
ソファの脚のサイズをしっかり確認する必要があるので、気をつけてくださいね。ソファの脚を守ってくれるので、家具を長く使い続けられるでしょう。
ソファの滑り止めにおすすめの3選を紹介

ソファの滑り止めの選び方をお伝えしてきましたが、滑り止めとしての効果を期待する場合はゴムやシリコンの「マットタイプ」をおすすめします。
しかし他にも様々なものがあるので、実際におすすめの商品を紹介していきますね。
メーカー | アーランド |
商品名 | ソファーのすべり止めH-45-Bゴムマット(4枚) |
価格 | ¥1,021(税込) |
サイズ | 10cm×10cm |
厚さ | 1cm |
素材 | 天然ゴム、スチレンブタジエンゴム |
日本製のゴムマットで、使い方はソファの脚に挟むだけと手軽です。ゴム製ですが、色移りしにくいのも魅力です。
表面は滑り止め加工でソファの脚が動かないように働き、裏面はエンボス加工でソファのずれを防ぎます。表裏で加工を変えて滑り止め効果をあげているんですね。
「ソファの脚に使っているけれど、少々の事では、ずれない」などの口コミが聞かれ人気です。ソファがずれるストレスがなくなるのは助かりますよね♪
メーカー | JETS store |
商品名 | 床まもるん チュアーソックスキャップ 16個セット |
価格 | ¥1,970 (税込) |
サイズ | 直径17~21mm |
素材 | シリコン |
シリコンソックスタイプの滑り止めです。シリコンキャップ型なのでずれる心配もなく、またシリコンのおかげで防音対策にも有効です。
はめるだけなので簡単に装着でき、また密着性も高いです。カラーも透明や茶色、黒色と選べるので、ソファに合わせやすいですよ。
ただ、買ってもソファの脚にはまらないということがないように、脚のサイズはしっかり確認しておきましょう。
これらのものはアマゾンの価格を参考にしていますが、他にも購入手段はたくさんあるので比較してみてもいいかもしれませんね。
また価格を抑えたいと思った場合、滑り止めはニトリなどホームセンターでも購入できるのでおすすめです。
メーカー | ニトリ |
商品名 | ニトリのすべり止めシート(NT3 45X115) |
価格 | ¥249 (税込) |
サイズ | 幅45cm×奥行115cm |
素材 | エンカビニル |
よく見る網状のシートタイプで、好きなサイズに切ることができるのでソファだけでなく様々なシーンに使用できます。
例えばカーペットの上にソファを置いている場合は、カーペットに使用するとずれを防止できるのではないでしょうか。
組み合わせやすいので、重ねて使用するのに便利ですよ。
他にも100均で購入できるので、コストを抑えたかったりどんなタイプが合うかわからなかったりする場合、まずは購入し使用してみてもいいかもしれません。
ただ床暖房付きの床には使用できないものもあるので気をつけてくださいね。
このように、ネットでも店舗でも滑り止めは数多く販売しています。
コストを抑えて試してみたり、口コミを参考に購入してみたりと色々な方法がありますので、是非合うものを探してください。
ソファの滑り止めの使い方で気をつけることはある?

ソファの滑り止めは、床との間に挟むだけだったりはめるだけだったりと、手軽に使用できるのも魅力ですよね。
けれど、使い方で気をつけなければならないこともあるんですよ。それは、滑り止めを置く場所を必ず清潔にするということです。
ポイントは以下の3点です。詳しくお伝えしますので、あなたのソファも確認してあげて下さいね。
- 床のワックスの状態を確認する
- ソファの脚と床の接着面を清潔にする
- 摩擦面を大きくする
では使い方で気をつける点について、詳しくお伝えしていきますね。
床のワックスの状態を確認する
フローリングだと床にワックスを塗ることも多いですよね。ワックスが塗ってある床はピカピカできれいです。
もちろんワックスにはきれいに見せる以外の効果もあります。
木材は水気に弱く傷みやすいので、ワックスを塗ることで水気をはじき木材を保護してくれます。
またコーティングされているので汚れがつきにくく、細かい傷の予防にもなります。
しかし、ワックスを塗った床にほこりがたまったりワックス自体がはがれかけていたりすると滑りやすくなります。そこにソファを置いたらずれますよね。
ワックスの塗り替えなどが大変なようでしたら、ソファの脚の部分だけワックスをとるのも手かもしれませんよ。
ソファと床の接着面を清潔にする
先ほども述べましたが、ほこりがたまった床は滑りやすくなります。
そのため、ソファの脚の部分にほこりがたまっていたら滑り止めの効果も落ちてしまうのです。けれど毎回掃除のたびにソファの脚の部分を気にするのは大変ですよね。
正直私も掃除のときに、そこまで細かくチェックはしていません。
基本的に滑り止めを置いたらそのままにしていただき、ソファのずれが気になり始めるようなら、脚の部分を掃除したり滑り止めを水洗いしたりすればいいでしょう。
摩擦面を大きくする
そもそもソファがずれるのは、床とソファの摩擦面が少ないことが原因です。
ですからラグマットを敷くことは、摩擦面が大きくなるので滑り止めに有効なんです。
滑り止めを使用するときも、できるだけ摩擦面が大きくなるように置けば効果が高くなりますよ。
もちろん、ソファの脚から見えるのが気になる場合や滑り止めのタイプにもよるので、参考までに覚えておいてくださいね。
せっかく滑り止めを使用するなら、その効果が十分発揮されるよう使い方のポイントに注意しましょう。
まとめ

- ソファの滑り止めで寄りかかるときにずれないものは、ゴムやシリコンのマットタイプがおすすめ
- ソファの滑り止めは素材やタイプなど様々な種類がある
- ソファの滑り止めを選ぶときは、床との相性を考える
- ソファの滑り止めを使用したら、寄りかかるときずれないようにソファの脚をきれいにしておく必要がある
ソファは部屋の中でも大きな存在感を示し、その場所はリラックスできるものとして大切な役割を果たします。
それなのに、寄りかかるたびにずれていたらリラックスできませんよね。
どんな姿勢でもソファではリラックスできるよう、あなたの部屋とソファに合った滑り止めが見つかることを願っています。
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