ソファに座るときは、心身ともに快適な時間を過ごしたいと思いませんか?ソファに座り、珈琲とお菓子をローテーブルに置いてのんびりできたら幸せですよね♪
もちろん勉強やPC作業だって、ローテーブルがあれば可能です。でもローテーブルがあるからといって、必ず快適になるとは限りません。
実はソファとローテーブルの高さには、快適になるためのバランスがあるんです!
ソファとローテーブルをセットで購入することもあるかもしれませんが、別々に購入することの方が多いですよね。
そのときに、高さのバランスを意識することはあまりないかもしれません。
快適な時間を過ごすためには、ソファとローテーブルの高さや距離について考えることが大切なんです。あなたの快適な時間のために、是非参考にしてみてください。
ソファとローテーブルの高さにはバランスが重要!

先ほどもお伝えしましたが、ソファとローテーブルには快適な高さのバランスがあります。
ケースごとに快適な高さは変わりますが、全てのケースを満たす場合、ソファとローテーブルの高さの差が20~23cmくらいになると良いですよ。
ただ実際ソファとローテーブルは、別々に購入することの方が多いですよね。
そうすると、高さのバランスを感じるのはソファとローテーブルを使用し始めてからになります。
しかも日常生活では、ソファに座ってすることはひとつではありません。
ケースごとの快適な高さについて、詳しくお伝えしていきますね。
ケース別快適な高さの違い
ソファに座ったら、あなたは何をしますか?のんびりしたりTVを見たり、食事をすることもあるかもしれません。
その動作の違いで、快適な高さは変わってくるんです。実際にどれくらいの高さが理想なのか、ケースごとにみていきましょう。
<のんびりする場合>
ソファに座ったらのんびりしたいですよね。私はこの時間が一番長いかもしれません。
ソファでのんびりするときは、ローテーブルの高さをソファの座面と同じにするか、±5cmほど差がでるような低めの高さにしましょう。
ソファに座ってローテーブルの上のものに手が届きやすい、そんな高さであれば快適に過ごせます。
ローテーブルの高さが低いことで視界が遮られないので、開放的な印象を受けますよ♪
<食事をする場合>
ソファに座り食事をする場合は、ソファの座面よりローテーブルを高めにしましょう。
ソファの座面からローテーブルまでの高さの差は27~30cmが理想で、その高さが食事をするときに正しい姿勢をキープできる高さになるのです。
あなたの身長や体格にもよりますが、ソファに座りローテーブルで食事をする場合、高さがないと姿勢が悪くなってしまうかもしれません。
「ソファに合うようなローテーブルが欲しいのに」と思いますよね。
そもそもローテーブルの高さはどれくらいかというと、一般的には30~45cmほどの高さになります。ローテーブルとは以下のようなものです。
脚の短い背の低いテーブルのことをいう。
一般的には床から天板までの高さが30~45cmのものが多いが、何cmまでという決まりはないので高さは様々である。
もしあなたが、ソファで食事をすることを目的としてローテーブルを購入するならば、高さのあるものや高さを調整できるものを選んでくださいね。
<PC作業>
ソファでPC作業をする場合、PC画面が水平にした視線より少し下になる位置が理想です。
PC画面が上にあると目が疲れてしまいますし、下過ぎると首の傾きが深くなり首への負担が大きくなりますよ。
ソファの座面からローテーブルまでの高さの差は27~30cmになるようにしましょう。
今は携帯を見る時間が長くストレートネックになりやすいので、家での作業は気をつけてくださいね。
<勉強>
勉強するときに理想とされる机の高さは、肘を曲げたとき90度を保てる高さです。
そのため、ソファの座面からローテーブルまでの高さの差は27~30cmになります。ただ、ソファに座りローテーブルで勉強することはおすすめしません。
ソファはもたれて楽なように作られているため、姿勢を保つことが難しくなるんです。
成長期の子どもならばなおさら姿勢は大切なので、勉強するとしても短時間にするようにしましょう。
PC作業や勉強するとき、ローテーブルとの高さのバランスも大切ですが、ソファのクッション性も大切です。
やわらかく沈み込むタイプのソファであれば、正しい姿勢を保つことは難しいかもしれません。
もちろんクッションが硬めのソファであれば、姿勢を保てることもあるでしょう。
あなたがソファに座ったときの姿勢をよく確認してくださいね。
このように、ケースごとに快適な高さがあることについてお伝えしました。けれどソファで過ごすとき、実際には色々なことをしますよね。
どれかひとつに絞るのは難しいという場合は、ソファの座面からローテーブルまでの高さの差は20~23cmにしましょう。
その高さであれば、「気がついたらなんだか姿勢が辛い」ということなく過ごせますよ♪
ただソファとローテーブルを購入するときは、そこで何を一番重視するか目的を決めて選んでくださいね。
ソファとローテーブルの選ぶ順番は?
「ソファとローテーブルを置こう」と決めたときは、まずお気に入りのソファを先に選ぶことが多いですよね。それ、大正解です!
ソファとローテーブルを購入するときは、ソファを先に選びます。
ソファを選ぶとき座り心地はとても重要なポイントですが、クッションのやわらかさはものによって全然違いますよね。
実際ソファに座って体がどれくらい沈むかによって、快適なバランスのローテーブルの高さは変わってくるんです。
座面の高さより数cm体が沈んだら、高さの差も変わりますよね。
ソファは高さの調整が難しいので、まずはソファを選び座った状態を確認してからローテーブルを選びましょう。
ソファに座って何をするか目的が明確でないときは、高さの調節できるローテーブルをおすすめします。
高さが調節できれば、食事やリラックスタイムでもそれぞれ快適なバランスを保てますよ♪
ソファとローテーブルの高さのバランスが悪いことによる影響

ソファとローテーブルの高さのバランスが悪いと何か問題なの?
腰痛や肩こりのなりそうなのはわかるけれど、「一時的なら」と思うかもしれません。
けれど、ソファとローテーブルの高さのバランスが悪いと姿勢に大きく影響し、それは体の不調にもつながるんですよ。
例えば、PC作業に集中して気がついたら長時間経過し、「なんか体が痛いな」ということってありますよね。
その体の痛みは姿勢の悪さが原因なのですが、そのような状態が何度も何日もだったら以下のような影響が起こるんです。
- 肩こり
- 腰痛
- 睡眠不足
- 便秘
- 骨盤のゆがみ
- 内臓機能の低下
リラックスできる場所のはずなのに、体の不調につながるなんて悲しいですよね。
体が快適な状態を保てるように、ソファとローテーブルの高さについて考えてあげましょう。
ソファとローテーブルの距離は大切!?

ソファとローテーブルの高さも大切ですが、距離感も大切です。ソファの座面の高さにもよりますが、最低でも30cmは確保しましょう。
ソファとローテーブルの距離が近すぎて移動するとき動きにくかったり、逆に遠すぎて物が取りにくかったりなんてことありますよね。
どれくらいの距離があれば快適に過ごせるのか、以下の表を参考にしてください。
ソファの座面の高さ | ソファとローテーブルの距離 |
40cm前後 | 30cm |
35cm | 40~50cm |
ソファとローテーブルの距離は、足の伸ばし方で変わってきます。たしかに足を伸ばしたとき、ローテーブルとの距離が近いとリラックスできませんよね。
ソファの座面が40cm前後の高さならば、立ったり座ったりがスムーズに行え、35cmならば足を伸ばしてゆったり座れるんです。
人が通れる動線は60cm、横歩きなら30cmの幅が必要なので、最低でも30cm確保し、それ以上はソファの座面の高さで考えましょう。
ソファとローテーブルの距離が近すぎると、部屋の印象も窮屈に感じますよ。
私はよくローテーブルの角に足をぶつけます。距離を考えることが生活のストレスを減らしてくれるんですね。
ローテーブルを選ぶときには、ソファとの間の距離が保てるよう、サイズにも注意が必要です。次に、実際どのくらいのサイズがいいのかお伝えしますね。
ソファに対してローテーブルのサイズはどれくらい?

ローテーブルを購入するときは、ソファとの相性や日々の動線を考えてサイズを決めることが大切です。
ローテーブルのサイズが大きすぎると、部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
ソファ自体存在感があるので、ローテーブルはソファの幅より60~90cmほど小さいサイズを選びましょう。
使用人数に合わせたローテーブルのサイズを表にまとめましたので参考にしてください。
ソファに腰掛ける人数 | ローテーブルの幅 |
1人 | 60~90cm |
2人 | 80~100cm |
3~4人 | 100~140cm |
もちろん、食事をすることや来客が多い場合には、少し大きめのローテーブルでも良いでしょう。ソファで過ごす目的から検討してください。
ただデザインが気に入ったからと購入し、移動のときにぶつかってしまったり部屋が狭く感じて落ち着かなかったり、なんてことになったら辛いですよね。
ソファもローテーブルも大きな買い物なので、購入してからの生活をしっかりイメージしておくことが大切ですよ。
まとめ

- ソファとローテーブルの高さのバランスを考えることが快適さにつながる
- ソファとローテーブルの高さはケースごとに違うが、全てを含めるなら20~23cmの高さの差が必要
- ソファとローテーブルの距離は足の伸ばし方で変わるが、最低でも30cmは確保する
- ローテーブルの幅はソファとの相性や動線を考えて決める
ソファやローテーブルを購入するとき、デザインを基準に決めることは大切です。絶対にお気に入りのもので過ごしたいですよね。
ただその家具で生活することをしっかりイメージできていないと、購入しても快適さは得られないかもしれません。
あなたが家で快適な時間を過ごすためには、バランスが大切だということを是非覚えておいてくださいね。
コメント