最近はおうちの床の素材はフローリングかクッションフロアで分かれるとまで言われておりクッションフロアは多く活用されています。
ご自宅のクッションフロア、長く使っていると一部分の浮きが気になりませんか?見た目も悪いし、家に人を呼ぶのにも消極的になってしまいます。
実はクッションフロアの浮きは湿気などの水分が原因であるといわれているんです。
じゃあ仕方ないの?と諦めないでください!調べてみたところ、自分でできそうなことがたくさんありました。
今回はクッションフロアの浮きの原因は何なのか、その原因に対する対処方法をお伝えしていきたいと思います。
意外と身近なものでできることもご紹介しますので、必見です!
クッションフロアの浮きって何が原因なの?

クッションフロアが浮いている状態とは、歩くと軋む音がしたり、凹凸が出ていたりする状態を言います。
クッションフロアはビニールの柔らかい素材でできていることから、クッションフロアの下にある素材の影響を受けやすいんです。
下地が湿気や水濡れによって変形するとクッションフロアの浮きの原因になるといわれています。
また、クッションフロアを接着剤で貼っている場合は、接着剤に水分が含まれることも浮きの原因に繋がるようです。
クッションフロアに水がこぼれて放置しているあなた!クッションフロアの隙間から水分が入りこんで浮きの原因になっているかもしれませんよ!
クッションフロアの浮きを予防することはできる?

クッションフロアの浮きを予防するためには、湿気、汚れを予防することがとても重要です!
先述したように、水分が原因となることはもちろんですが、そもそも汚れで浮いているところに水分が入ってしまうと浮きはどんどん進行してしまいます。
賃貸であらかじめ使用されているクッションフロアでは、予防のために剥がして…という作業は難しいかと思います。
剥がすことができないものに関してはこまめに水分を拭き取り、掃除するのが予防となりますね。
しかし自分で実際にDIYで床に敷く場合は浮きを予防できるコツがあるようなので、1つずつご紹介しますね。
敷く場所はしっかりお掃除しましょう!
大前提の大前提ですね。ほこりやごみがクッションフロアを敷くところに残っているとその部分は少しだけ浮いていることになります。
そこにたとえば水分をこぼすとどうなるでしょうか。隙間をぬって水分が入っていきますよね。小さな隙間はお掃除もしにくくなります。
先ほどもお話したようにクッションフロアの浮きの原因は水分です。一生懸命お掃除して床拭きをしたあと、すぐに敷いたらそこはまだ濡れているかもしれませんよ。
おすすめはお掃除できれいにしたあとにアルコールで拭くことです。アルコールは水分よりも蒸発しやすく、床がカラカラになりますよ。
床材用接着剤でしっかり床に密着させよう!
クッションフロアを床に接着する方法はいくつかあります。代表的なものは、置くだけで家具などで固定、両面テープ、接着剤が主流となっています。
クッションフロアの浮きを予防するためには接着剤がおすすめなんですが、接着剤の最大のメリットは「乾くまでは修正がきく」というところ!
また、液体なので広い範囲で密着させられることから隙間に空気や水分が入りにくいので浮きが出にくいんです!
クッションフロアを貼るのは春から秋にしよう!
冬は気温が低く、柔らかいクッションフロアが硬くなってしまい固定しづらいといわれています。
空気も乾燥しているので、巻いた状態で売られているクッションフロアは戻るときに湿気を吸いますがなかなかしっかり安定してくれません。
できるだけクッションフロアをまっすぐに安定させた状態で貼ることができるよう、春から秋にかけての作業がおすすめです。
冬に作業したい場合はお部屋をしっかり暖めた状態で、クッションフロアが柔らかくなるのを待ちましょう。
クッションフロアの浮きは自分で補修できる!

万が一、クッションフロアに浮きが出てしまった場合は見栄えも悪いですし、なんとかしたい!と思いますよね。
クッションフロアの浮きは、実は自分で補修できます!おすすめの方法をお教えしますね。
①浮きが出た部分の下に汚れがある場合は拭き取り、または掃除機で吸いとる
②浮いて硬くなってしまったクッションフロアにドライヤーを当てて接着剤やクッションを柔らかくする
③床の接着面に新しい接着剤を塗り、浮いた部分を貼り付ける
簡単に説明すると上記の順序で補修することになるのですが、③の手順の際におすすめなのが注射器を使うことなんです。
クッションフロアの浮きはクッションフロアの下地とクッションフロアの間に隙間ができた状態です。
そこに接着剤を入れるため、量は本当に微量でいいということになります。
浮きのスペースに対して接着剤の量が多いことで、上から接着のために押した後接着剤が漏れ出ます。
周囲のクッションフロアを汚したり、他の面の破損したり、という可能性もあります。
そこで注射器を使うと、少量の接着剤を浮きの部分目掛けて注入することができるんです!
今はネイルやレジン制作、ガーデニングなどでも注射器を活用することがあるので、100均やホームセンターにも取り扱いがあります。
医療用の注射器とは違って針先はとがっていないものがほとんどではありますが、ケガには十分注意して補修作業を行ってくださいね!
まとめ

・クッションフロアの浮きの原因は水分
・クッションフロアの浮きは事前に予防できる
・クッションフロアの浮きを補修するなら注射器を使うのがおすすめ
クッションフロアに浮きが出る原因がわかりました。原因に対する予防策を知り、万が一なったときの対応を知ることで毎日を快適に過ごせそうですね!
これからクッションフロアを使用する場合や、今現在使っているクッションフロアが浮いてしまっている場合にお役立ていただければ幸いです。
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