柔らかくて、耐水性や耐久性が高い「クッションフロア」。人気の床材で、色々な所で見かける事ができます。
賃貸のお部屋だと、すでにクッションフロアになっているところも多いですよね。

表面のはがれって、どう直せばいいか分からない

表面がはがれてしまったけど簡単に直せるの?
そんな様々な場面で見かけるクッションフロアですが、お困りの方も多いのではないでしょうか。
今回は、クッションフロア表面のはがれはどう直すのか、手入れの仕方や長持ちさせる方法などをご紹介していきますね。
クッションフロアの表面がはがれたときの対処法

クッションフロアの表面が広範囲に傷んでいる場合は、部分的に張り替えましょう!
元の傷んだクッションフロアをカッターで切り取り新しいクッションフロアを接着剤で貼り付けます。
フローリングの補修テープという商品もありますので、表面を簡単に補修したい方や張り替えに自信が無い方などにおすすめです!
クッションフロア表面の補修は、ホームセンターなどに売っているもので簡単に対応できます!
クッション性に優れた床材であるクッションフロアは、以前はお風呂やトイレに多く利用されていたようです。
最近ではリビングや居間でよく見かけるかと思います。タイル調、木目調など様々な種類がありますよ!
クッションフロアの継ぎ目のめくれ
クッションフロアの継ぎ目がめくれることもあるでしょう。そんな時は、接着剤をめくれた部分に注入します。
接着剤が固まるまで重しをのせるなどしてしっかりと接着させます。
クッションフロアがはがれたりめくれたりすると、どのように対処していいか焦ってしまいますが、思っているよりも簡単に解決できますよ!
クッションフロアの継ぎ目のはがれやめくれを防ぐ貼り方のコツや、直し方のコツも紹介していますので、以下の記事をチェックしてみてください。
クッションフロアのえぐれ
えぐれの場合は「フローリング補修用のクレヨン」を使いましょう。多少の傷なら簡単に隠して目立たなくしてくれますよ。
ホームセンターなどで購入できますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
小さく浅い傷であれば補修用クレヨンで直せますが、大きく深い傷の場合は、木工用パテでくぼみを埋めます。
- もともとワックスや塗装を付けている場合はやすりではがし、整える
- パテがはみ出ないよう、養生
- パテでくぼみを埋め、硬化したらやすりで表面をなじませる
- 塗装し周りと色を合わせる
傷やへこみは、小さくても大きくても大体の場合、自分で直すことが可能です!
クッションフロアのへこみ
へこみに関しては、ドライヤーで少し温めるのがおすすめです。温めることでクッションフロアが柔らかくなり、元に戻りやすくなります。
特に気にならないようでしたら、補修の必要はありません!やわらかい質で出来ているので、徐々に元通りになっていきますよ。
しばらく過ごしていると、光沢が無くなったと感じる部分も出てくるかと思います。その場合は、こすったりせずワックスを使いましょう。
ザラザラするからといってメラミンスポンジなどでこすると逆にザラザラが広がってしまいます。
賃貸の場合
賃貸の場合は、クッションフロアのはがれや汚れは退去費用が必要になるのでしょうか。
借主が過失でクッションフロアに傷をつけたり汚したりすると、退去費用を負担する可能性があります。
ただ、家具や家電製品の跡、黒ずみ、また日光が当たった部分の色あせ、経年劣化などの場合は基本的に貸主負担です。
少しの傷やはがれで、その部屋の張り替えの費用を請求された人もいるようです。
これは非常にまれな事だと思いますが、実際そのようなこともあります。あらかじめ自分で直しておいた方がよいでしょう。
正当に請求される金額だとしても自分で直した方が費用を抑えられます。
- クッションフロアの一般的な㎡単価は約3,500円
- 6帖で計算すると約50,000円で、10帖だと約80,000円
クッションフロアの表面の掃除の仕方は?

クッションフロアの表面は、掃除機がけをしたり、濡らした雑巾で軽く拭いたりする程度で十分です。
雑巾を固く絞らずにびちょびちょのままで雑巾がけを繰り返すと、クッションフロアの接着剤がはがれることがあります!
雑巾がけをするときは、必ず固く絞りましょう。水拭きでは落ちない汚れがある場合は、薄めた中性洗剤を使って拭き取りましょう。
その後、クッションフロアの表面に洗剤分が残らないように固く絞った雑巾で水拭きも行います。
ゴシゴシこすってしまうと、表面の塩化ビニルに傷をつけてしまうだけでなく、その下の発砲層という層まで傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
クッションフロアはもともとお手入れが簡単なことで重宝されています。
日常的な汚れは簡単に落とすことが可能です。掃除の頻度も週2~3度が目安です。
ほとんどの汚れは水拭きで十分落ちますが、油汚れや黒ずみ、カビなどなかなか落ちない頑固な汚れもありますよね。油汚れには薄めた中性洗剤を使いましょう!
黒ずみの場合
重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水を使います。
布などに含ませ優しく拭き取ることで、汚れが落ちやすくなりますよ。
3つともアルカリ性が非常に強い物ですので、手が荒れる可能性があります。
必ず手袋を付けて掃除しましょう。また、目や口に入らないように注意が必要です。
カビの場合
アルコールを使えば取る事ができます。絶対に取ることができるわけではないので、注意しましょう。
ただ、カビはできるだけ早い対処が必要です。放置していると繁殖が広がり奥の方まで繁殖してしまうと、アルコールでも取れなくなってしまいます。
お部屋を綺麗な状態に保って快適に暮らしていくためには、はやく取り掛かることが重要です!
クッションフロアの表面の強化や補強の仕方は?

クッションフロアの表面は、ワックスがけした方が強化され、長持ちします。
もちろんワックスをかけなくても大丈夫ですが、より傷みにくいように強化して、持ちを良くしたいなら多少手間でもワックスがけをするのがおすすめです。
ワックスは「クッションフロアの使用が可能」と表示されているものを選びましょう。
フローリングにはワックスがけをしている家庭が多いと思いますが、クッションフロアも同様に表面にワックスがけをすることでより強化されます。
- 床の表面のほこりは掃除機などで吸い取っておく
- ワックスは直接床にまかず、少量ずつ薄く伸ばす
- 布などを使ってムラの無いように表面に塗る
ワックスがはがれてしまった場合は、どのように補修すればいいのでしょうか。
ワックスがはがれた場合
ワックスがはがれてしまった場合は、はがれた場所だけでなく、もうひと回り大きめにリムーバーではがします。
かなり広範囲の汚れやはがれがある場合は、思い切って床全体を張り替える必要があります。
体力も必要ですが、気合入れていきましょう!
まとめ

- クッションフロア表面のはがれは、ホームセンターなどで売っているもので簡単に対応できる
- 広範囲に傷んでいる場合は部分的に張り替えるか、補修テープなどを使う
- 小さい傷やえぐれには、フローリング補修用のクレヨンなどを使う
- クッションフロア表面の手入れは、掃除機をかけたり、濡らした雑巾で軽く拭く程度で十分
- 頑固な汚れは、アルカリ性洗剤やアルコールなどで落とすことができる
- 長持ちさせるためにはワックスがけを行う
以上を踏まえていれば、ご自身に合った方法で、クッションフロア表面のはがれを直したり、より長持ちさせることができます。
自分で対処できないと思ったら、迷わず業者に依頼しましょう!放置しているとはがれの部分が広くなり、傷や痛みを直すのも時間がかかってしまいます。
また、なにより広範囲の補修は費用がかさんでしまうので、はやめに対応することが大切です!
やり方が分からないと焦ってしまいますが、想像以上に簡単に対応できますのでぜひ試してみてくださいね♪
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