クッションフロアは、デザインが豊富で価格も安く、施工も簡単なので人気です。
塩化ビニールでできているので防水性があり、防音性にもすぐれているというメリットがあるんです。
ただその素材により通気性が悪いので「クッションフロアの裏側はカビが生える?」という不安もありますよね。
賃貸なのに「クッションフロアの裏側に発生したカビにより、床材を取り替える!?」なんてことになったら大変です。
クッションフロアにカビが生えても落とす方法はありますが、カビが生えないような対策が必要です。
そのような対策を取らずに放置して床材を張り替えるほどカビが広がったら、賃貸では問題ですよね。
あなたがクッションフロアを使用できるよう、裏側のカビの落とし方や対策、また賃貸の原状復帰についての知識をお伝えします。
クッションフロアの裏側のカビは賃貸では問題になる?

クッションフロアの裏側にカビが生えてしまうのはなぜでしょう?
クッションフロアは塩化ビニールでできているので、防水性はありますが通気性は悪く、環境によってはカビの生えやすい状態になります。
賃貸では、このカビを放置し続けて床にまで広がった場合が問題です。ではまず、カビの生える理由や賃貸での原状復帰についてお伝えしていきますね。
カビが生えるのはなぜ?
クッションフロアの素材自体は水を通さないので、カビの原因になることはないんですよ。
ただクッションフロアのつなぎ目などから水が入り込んでしまったり湿度が高く結露が発生したりすると問題なんです。
クッションフロアと床との間の水分が乾くことなく留まってしまうと、湿潤環境が生まれ裏側のカビの原因になってしまうのです。
カビは「気温」「湿度」「栄養」「酸素」の条件により発生します。カビの好む環境について表にまとめました。
快適 | |
気温 | 25~28度(0~40度で発生の可能性あり) |
湿度 | 60%以上(80%で一気に繁殖) |
栄養 | ほこり、皮脂、髪の毛など |
こうしてみると、この条件は簡単に揃いそうですよね。ましてクッションフロアと床の間は、気をつけないとカビにとってすぐ快適な場所になります。
でもちゃんと対策があるので後ほどお伝えしますね。
あなたがクッションフロアを敷くときは、このカビについての知識を持っていてくださいね。
これは、例えば窓や浴室などどんな場所にも当てはまるので、覚えておくといいですよ♪
賃貸の原状復帰はどれくらい?
クッションフロアの裏側のカビがひどいと、元々の床が原状復帰できるか心配ですよね。
そもそも賃貸の原状復帰とは、どこまですればいいのでしょう。この原状復帰については定義があるのでお伝えします。
原状回復の定義
原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること
引用:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
要するに「普通に住んでいてできる自然な汚れや傷は問題ないけれど、あなたが管理しないで起きたことは問題だよ」ということなんです。
例えば「壁に棚を作るとき、くぎを刺して壁に穴が開いた」や「万年床で換気や掃除をきちんとせず、床にカビが生えた」などです。
通常の使用を超えた利用方法だったり手入れを怠ったために悪化したりしたものについては、負担になる可能性はありますよ。
ですからクッションフロアを使用するならば、「通気性が悪い」というデメリットを知った上でカビの発生を抑える対策をしなければいけません。
これは余談ですが、クッションフロアを敷くときにテープを貼ると、はがすときに大変ですよね。
なので、クッションフロアを貼るのではなく「敷くだけ」にすると原状復帰が楽ですよ♪
この方法ならテープの跡をはがすのに苦労することもないですし、クッションフロアの裏側の状態も確認しやすくなるんです。
また家具を置けば押さえになるのでずれる心配もありません。
賃貸ではDIYでもできることが限られてしまうかもしれませんが、クッションフロアはその可能性を広げてくれますよ。
そのためにも、あなたの部屋を守るための知識は持っておきましょう。
クッションフロアの裏側のカビ対策を知ろう!

クッションフロアの裏側にカビが生える可能性があることがわかったので、次はカビ対策を知っておきましょう。
カビが生えないようにするためには、「掃除」「換気」「床の汚れや水をそのままにしない」「直接ものを置かない」「定期チェック」が大切です。
それぞれの方法がどんなものか、詳しくみていきましょう。
クッションフロアを敷く前の掃除
クッションフロアを敷くときに、まず現在の床を掃除しますよね。これ、徹底的にしてください!
ほこりや食べ物のカスなどがカビの栄養源となるので、クッションフロアの裏側にそれらがたまらないようにしておかなければいけません。
また、床を拭いたら必ず乾燥させてからクッションフロアを敷くようにしましょう。敷く前の状態を整えておけば、カビの発生を抑えられるんです♪
クッションフロアを敷くと決めたときから、カビ対策は始まっているんですよ!
換気
窓を閉め切った部屋は、空気が流れず湿気がこもりますよね。そのままにしていると、湿度が上がりカビにとって快適な環境になります。
ですから窓を開け、こまめに換気して風通しを良くすることが大切なんです。
できれば複数の窓を開けて隅々まで風が通るようにしたいのですが、もし窓が一つしかない場合は換気扇や扇風機で空気が循環するようにしてください。
空気が入れ替わるのって気持ちいいですよね♪きっとあなたの気持ちもリフレッシュできますよ。
床の汚れや水をそのままにしない
普段の生活で、床に水が飛び散ってしまうことはよくありますよね。ただそんな少しの水でもそのままにしてはいけません!
クッションフロアの隙間から水が入り込んでしまえば、カビの好きな湿潤環境が生まれクッションフロアの裏側のカビに繋がるんです。
もちろん、少しの汚れも同じです。床が汚れてしまったときはすぐに拭きとり、きれいな状態を保つようにしましょう。
こまめに掃除しておく方が結果的には楽ですし、毎日気持ちよく生活できますよ♪
直接ものを置かない
クッションフロアの上に直接家具や観葉植物などを置いてしまうと、隙間がなく風通しが悪くなりカビが発生してしまいます。
大きいものは無理かもしれませんが、ソファなどは脚付きのものにしたり観葉植物の下にはすのこを敷いたりして、隙間を作るようにしましょう。
定期的にチェックする
どんなに換気や掃除などカビ対策をしていても、元々の部屋の環境によってはカビが生えやすいところがあるかもしれません。
クッションフロアを敷いたら敷きっぱなしにするのではなく、定期的にチェックすることが早めの対策に繋がりますよ。
このような日々のカビ対策も重要ですが、あなたがより安心を求めるならば以下の方法もありますよ。
- 防カビ、防虫シートをクッションフロアの下に敷く
- クッションフロアを抗菌抗カビ用にする
もちろん、これをすれば日々のカビ対策が不要という訳ではありません。
コストもかかりますので、あなたがどこまでできるかを検討し追加の対策として取り入れてもいいかもしれませんね。
「気がついたら、クッションフロアの裏側にカビが生えていた!」なんてことにならないよう、カビ対策をしっかり行いましょう。
クッションフロアの裏側にできたカビの落とし方は?

ここからは、クッションフロアの裏側にカビが生えてしまった場合のカビの落とし方について説明していきます。
実際「気をつけていたけれど、カビが生えてしまった」ということはあるかもしれませんよね。
カビの落とし方は、消毒用アルコールや中性洗剤を使用し拭きとる方法になります。
もちろんカビの広がり方にもよりますので、ひどいときはカビの部分を張り替える必要があります。
では、クッションフロアの裏側にカビが生えていたときの落とし方やその他の方法など、詳しくみていきましょう。
カビの落とし方
カビを落とすときに必要なものをまず準備しましょう。
- 消毒用のアルコールかエタノール
- 雑巾
- スプレーボトル
- マスク
- ゴム手袋
どれも手軽に準備できるものですよね。カビのお掃除にマスクとゴム手袋は必須です!
カビの吸い込みや洗剤による手荒れを防止するためにも、必ず身に着けてくださいね。それから以下の2点にも注意しましょう。
- 換気しながら行う
- 火の側では取り扱わない
カビのお掃除のときはカビの胞子が浮遊しやすいので、必ず換気して行います。
また消毒用のアルコールやエタノールは引火しやすいので、火の側では使用してはいけません。
まずはあなたの身を守る準備が大切ですよ。では手順をお伝えしますね。
1 雑巾で汚れを拭きとる
2 消毒用のアルコールかエタノールを吹きかけて放置
3 中性洗剤を含ませた雑巾でカビを拭きとる
4 洗剤が残らないよう水で濡らした雑巾で拭きとり、その後から拭きして乾燥させる
拭きとるときは、ごしごしと強くこすらないようにしましょう。表面に傷ができると新たなカビが生えやすくなるんです。
この方法でもカビが落ちないときは塩素系漂白剤を使用する落とし方もありますが、強力なのでクッションフロア自体を傷めるかもしれません。
必ずクッションフロアの端の方で試してから使用してみてくださいね。
もしカビがクッションフロアの裏側だけでなく元々の床にまで広がっている場合は、管理会社に相談するか業者に依頼しましょう。
自分で何とかしようとすると余計にひどくなることがあるので、絶対に無理してはいけませんよ。
それに管理会社とは顔が見える関係になる方が、生活していくうえで助かることも増えますよ。
例えば「鍵を忘れて家に入れない」や「給湯器の調子が悪い」など、住んでいると困ることは色々とおきますよね。
そんなとき、連絡が取りやすいというのは大きなメリットです。あなたが生活しやすい環境を作っておくことも大切ですね。
クッションフロアの部分張り替え
もしカビが生えている部分が一部分のみならば、その部分のクッションフロアを張り替えるという方法もあります。
同じ柄のクッションフロアを少し大きめに用意します。カビの部分が隠れるように固定したら、カッターで切り取り補修しましょう。
隙間ができたり浮いたりしないように、つなぎ目の接着や固定をしてください。
クッションフロアを何年も使用し色が薄くなっている場合や、柄の部分がうまく合っていない場合、部分的な張り替えは不自然になるかもしれません。
補修する部分が端の方だけだったり目立たない場所だったりするときには、部分張り替えを検討してもよいでしょう。
あなたのクッションフロアの使用年数やカビの程度によって、考えてみてください。
まとめ

- クッションフロアは通気性が悪いため、裏側にカビが発生する恐れがある
- 賃貸では退去時に原状復帰が必要なので、クッションフロアを敷く場合は対策することが大切
- クッションフロアの裏側にカビを発生させないためには、「敷く前の掃除」や日々の「換気などのお手入れ」が必要
- クッションフロアの裏側にカビが発生したときは、消毒用アルコールや中性洗剤を使用して落とす
- クッションフロアの裏側にカビが広がっていたら、自分で無理せずに管理会社や業者に相談することが大切
賃貸だからと部屋をおしゃれに変えることを諦めたくはありませんよね。クッションフロアは賃貸でも手軽に施工できるのがメリットです。
そのメリットを生かしデメリットに気をつけていけば、あなたの生活をもっと快適に変えられるかもしれません。
私は賃貸の原状復帰やカビについてなんとなくしか知りませんでした。でもちゃんと知識をもっていれば、いざというときに対策をとれるんです。
あなたの体と部屋を守るためにもぜひ覚えていてくださいね♪
クッションフロアは、デザインが豊富で価格も安く、施工も簡単なので人気です。
塩化ビニールでできているので防水性があり、防音性にもすぐれているというメリットがあるんです。
ただその素材により通気性が悪いので「クッションフロアの裏側はカビが生える?」という不安もありますよね。
賃貸なのに「クッションフロアの裏側に発生したカビにより、床材を取り替える!?」なんてことになったら大変です。
クッションフロアにカビが生えても落とす方法はありますが、カビが生えないような対策が必要です。
そのような対策を取らずに放置して床材を張り替えるほどカビが広がったら、賃貸では問題ですよね。
あなたがクッションフロアを使用できるよう、裏側のカビの落とし方や対策、また賃貸の原状復帰についての知識をお伝えします。
クッションフロアの裏側のカビは賃貸では問題になる?

クッションフロアの裏側にカビが生えてしまうのはなぜでしょう?
クッションフロアは塩化ビニールでできているので、防水性はありますが通気性は悪く、環境によってはカビの生えやすい状態になります。
賃貸では、このカビを放置し続けて床にまで広がった場合が問題です。ではまず、カビの生える理由や賃貸での原状復帰についてお伝えしていきますね。
カビが生えるのはなぜ?
クッションフロアの素材自体は水を通さないので、カビの原因になることはないんですよ。
ただクッションフロアのつなぎ目などから水が入り込んでしまったり湿度が高く結露が発生したりすると問題なんです。
クッションフロアと床との間の水分が乾くことなく留まってしまうと、湿潤環境が生まれ裏側のカビの原因になってしまうのです。
カビは「気温」「湿度」「栄養」「酸素」の条件により発生します。カビの好む環境について表にまとめました。
快適 | |
気温 | 25~28度(0~40度で発生の可能性あり) |
湿度 | 60%以上(80%で一気に繁殖) |
栄養 | ほこり、皮脂、髪の毛など |
こうしてみると、この条件は簡単に揃いそうですよね。ましてクッションフロアと床の間は、気をつけないとカビにとってすぐ快適な場所になります。
でもちゃんと対策があるので後ほどお伝えしますね。
あなたがクッションフロアを敷くときは、このカビについての知識を持っていてくださいね。
これは、例えば窓や浴室などどんな場所にも当てはまるので、覚えておくといいですよ♪
賃貸の原状復帰はどれくらい?
クッションフロアの裏側のカビがひどいと、元々の床が原状復帰できるか心配ですよね。
そもそも賃貸の原状復帰とは、どこまですればいいのでしょう。この原状復帰については定義があるのでお伝えします。
原状回復の定義
原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること
引用:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
要するに「普通に住んでいてできる自然な汚れや傷は問題ないけれど、あなたが管理しないで起きたことは問題だよ」ということなんです。
例えば「壁に棚を作るとき、くぎを刺して壁に穴が開いた」や「万年床で換気や掃除をきちんとせず、床にカビが生えた」などです。
通常の使用を超えた利用方法だったり手入れを怠ったために悪化したりしたものについては、負担になる可能性はありますよ。
ですからクッションフロアを使用するならば、「通気性が悪い」というデメリットを知った上でカビの発生を抑える対策をしなければいけません。
これは余談ですが、クッションフロアを敷くときにテープを貼ると、はがすときに大変ですよね。
なので、クッションフロアを貼るのではなく「敷くだけ」にすると原状復帰が楽ですよ♪
この方法ならテープの跡をはがすのに苦労することもないですし、クッションフロアの裏側の状態も確認しやすくなるんです。
また家具を置けば押さえになるのでずれる心配もありません。
賃貸ではDIYでもできることが限られてしまうかもしれませんが、クッションフロアはその可能性を広げてくれますよ。
そのためにも、あなたの部屋を守るための知識は持っておきましょう。
クッションフロアの裏側のカビ対策を知ろう!

クッションフロアの裏側にカビが生える可能性があることがわかったので、次はカビ対策を知っておきましょう。
カビが生えないようにするためには、「掃除」「換気」「床の汚れや水をそのままにしない」「直接ものを置かない」「定期チェック」が大切です。
それぞれの方法がどんなものか、詳しくみていきましょう。
クッションフロアを敷く前の掃除
クッションフロアを敷くときに、まず現在の床を掃除しますよね。これ、徹底的にしてください!
ほこりや食べ物のカスなどがカビの栄養源となるので、クッションフロアの裏側にそれらがたまらないようにしておかなければいけません。
また、床を拭いたら必ず乾燥させてからクッションフロアを敷くようにしましょう。敷く前の状態を整えておけば、カビの発生を抑えられるんです♪
クッションフロアを敷くと決めたときから、カビ対策は始まっているんですよ!
換気
窓を閉め切った部屋は、空気が流れず湿気がこもりますよね。そのままにしていると、湿度が上がりカビにとって快適な環境になります。
ですから窓を開け、こまめに換気して風通しを良くすることが大切なんです。
できれば複数の窓を開けて隅々まで風が通るようにしたいのですが、もし窓が一つしかない場合は換気扇や扇風機で空気が循環するようにしてください。
空気が入れ替わるのって気持ちいいですよね♪きっとあなたの気持ちもリフレッシュできますよ。
床の汚れや水をそのままにしない
普段の生活で、床に水が飛び散ってしまうことはよくありますよね。ただそんな少しの水でもそのままにしてはいけません!
クッションフロアの隙間から水が入り込んでしまえば、カビの好きな湿潤環境が生まれクッションフロアの裏側のカビに繋がるんです。
もちろん、少しの汚れも同じです。床が汚れてしまったときはすぐに拭きとり、きれいな状態を保つようにしましょう。
こまめに掃除しておく方が結果的には楽ですし、毎日気持ちよく生活できますよ♪
直接ものを置かない
クッションフロアの上に直接家具や観葉植物などを置いてしまうと、隙間がなく風通しが悪くなりカビが発生してしまいます。
大きいものは無理かもしれませんが、ソファなどは脚付きのものにしたり観葉植物の下にはすのこを敷いたりして、隙間を作るようにしましょう。
定期的にチェックする
どんなに換気や掃除などカビ対策をしていても、元々の部屋の環境によってはカビが生えやすいところがあるかもしれません。
クッションフロアを敷いたら敷きっぱなしにするのではなく、定期的にチェックすることが早めの対策に繋がりますよ。
このような日々のカビ対策も重要ですが、あなたがより安心を求めるならば以下の方法もありますよ。
- 防カビ、防虫シートをクッションフロアの下に敷く
- クッションフロアを抗菌抗カビ用にする
もちろん、これをすれば日々のカビ対策が不要という訳ではありません。
コストもかかりますので、あなたがどこまでできるかを検討し追加の対策として取り入れてもいいかもしれませんね。
「気がついたら、クッションフロアの裏側にカビが生えていた!」なんてことにならないよう、カビ対策をしっかり行いましょう。
クッションフロアの裏側にできたカビの落とし方は?

ここからは、クッションフロアの裏側にカビが生えてしまった場合のカビの落とし方について説明していきます。
実際「気をつけていたけれど、カビが生えてしまった」ということはあるかもしれませんよね。
カビの落とし方は、消毒用アルコールや中性洗剤を使用し拭きとる方法になります。
もちろんカビの広がり方にもよりますので、ひどいときはカビの部分を張り替える必要があります。
では、クッションフロアの裏側にカビが生えていたときの落とし方やその他の方法など、詳しくみていきましょう。
カビの落とし方
カビを落とすときに必要なものをまず準備しましょう。
- 消毒用のアルコールかエタノール
- 雑巾
- スプレーボトル
- マスク
- ゴム手袋
どれも手軽に準備できるものですよね。カビのお掃除にマスクとゴム手袋は必須です!
カビの吸い込みや洗剤による手荒れを防止するためにも、必ず身に着けてくださいね。それから以下の2点にも注意しましょう。
- 換気しながら行う
- 火の側では取り扱わない
カビのお掃除のときはカビの胞子が浮遊しやすいので、必ず換気して行います。
また消毒用のアルコールやエタノールは引火しやすいので、火の側では使用してはいけません。
まずはあなたの身を守る準備が大切ですよ。では手順をお伝えしますね。
1 雑巾で汚れを拭きとる
2 消毒用のアルコールかエタノールを吹きかけて放置
3 中性洗剤を含ませた雑巾でカビを拭きとる
4 洗剤が残らないよう水で濡らした雑巾で拭きとり、その後から拭きして乾燥させる
拭きとるときは、ごしごしと強くこすらないようにしましょう。表面に傷ができると新たなカビが生えやすくなるんです。
この方法でもカビが落ちないときは塩素系漂白剤を使用する落とし方もありますが、強力なのでクッションフロア自体を傷めるかもしれません。
必ずクッションフロアの端の方で試してから使用してみてくださいね。
もしカビがクッションフロアの裏側だけでなく元々の床にまで広がっている場合は、管理会社に相談するか業者に依頼しましょう。
自分で何とかしようとすると余計にひどくなることがあるので、絶対に無理してはいけませんよ。
それに管理会社とは顔が見える関係になる方が、生活していくうえで助かることも増えますよ。
例えば「鍵を忘れて家に入れない」や「給湯器の調子が悪い」など、住んでいると困ることは色々とおきますよね。
そんなとき、連絡が取りやすいというのは大きなメリットです。あなたが生活しやすい環境を作っておくことも大切ですね。
クッションフロアの部分張り替え
もしカビが生えている部分が一部分のみならば、その部分のクッションフロアを張り替えるという方法もあります。
同じ柄のクッションフロアを少し大きめに用意します。カビの部分が隠れるように固定したら、カッターで切り取り補修しましょう。
隙間ができたり浮いたりしないように、つなぎ目の接着や固定をしてください。
クッションフロアを何年も使用し色が薄くなっている場合や、柄の部分がうまく合っていない場合、部分的な張り替えは不自然になるかもしれません。
補修する部分が端の方だけだったり目立たない場所だったりするときには、部分張り替えを検討してもよいでしょう。
あなたのクッションフロアの使用年数やカビの程度によって、考えてみてください。
まとめ

- クッションフロアは通気性が悪いため、裏側にカビが発生する恐れがある
- 賃貸では退去時に原状復帰が必要なので、クッションフロアを敷く場合は対策することが大切
- クッションフロアの裏側にカビを発生させないためには、「敷く前の掃除」や日々の「換気などのお手入れ」が必要
- クッションフロアの裏側にカビが発生したときは、消毒用アルコールや中性洗剤を使用して落とす
- クッションフロアの裏側にカビが広がっていたら、自分で無理せずに管理会社や業者に相談することが大切
賃貸だからと部屋をおしゃれに変えることを諦めたくはありませんよね。クッションフロアは賃貸でも手軽に施工できるのがメリットです。
そのメリットを生かしデメリットに気をつけていけば、あなたの生活をもっと快適に変えられるかもしれません。
私は賃貸の原状復帰やカビについてなんとなくしか知りませんでした。でもちゃんと知識をもっていれば、いざというときに対策をとれるんです。
あなたの体と部屋を守るためにもぜひ覚えていてくださいね♪
コメント