クッションフロアは6畳で何メートル必要?出し方や選び方を解説!

クッションフロアは6畳で何メートル必要?出し方や選び方を解説! 暮らし

 

部屋の模様替えをしたいとき、床を変えると印象は大きく変わりますよね。

クッションフロアはテープで貼れば簡単に施工できるので、人気の商品です。

そんなクッションフロアで床をおしゃれにしたいと思っても、例えば6畳で何メートル必要なのかわかりません。

目安になりますが、6畳を9.2㎡(江戸間)で考えると180cm幅なら6m必要で、90cm幅なら12m必要になるんです。

ただ、この何メートルという数値は参考値になります。

なぜなら、クッションフロアの必要量には部屋の正確なサイズが必要ですし、貼り方など必要量の違いに影響するものがあるからです。

そこであなたがクッションフロアを使用したいとき困らないよう、6畳で何メートル必要か、また費用やDIYについて詳しくお伝えしていきますね。

クッションフロアは6畳で何メートル必要?

クッションフロアは6畳で何メートル必要?

クッションフロアを使用して模様替えをしたいとき、6畳では何メートル購入したらいいのか悩みますよね。

本来1畳の大きさは地域によって異なるので、実は畳数で何メートルか割り出すはのは難しいんです。

でも目安として、6畳で何メートル必要なのか知りたいでしょう。

6畳では182cm幅のクッションフロアなら6m、90cm幅のクッションフロアなら12m必要になります。

では必要な量と、畳数で割り出すことが難しい理由について詳しくみていきましょう。

クッションフロアの必要な量

クッションフロアを購入するときは、部屋が何cm×何cmなのか正確に測定する必要があります。

そして必要な量を考えるときは、必ず部屋のサイズよりも大きめに購入しましょう。それは切り代を上下左右10cm余分にとるからです。

余裕をもって用意する方が、あなたも安心して貼ることができますよ♪

必要な量を平米で出す式は、「平米÷1.8(クッションフロアの幅)×1.2(ロス分)=必要な量」になります。

これが6畳9.2㎡(江戸間)だと、先ほど述べた182cm幅で6m、90cm幅で12m必要ということになるんですよ。

畳数で割り出せない理由

本来は部屋の大きさを考えるとき、何畳だとイメージがつきやすいですよね。

この単位で考えられたらわかりやすいのですが、1畳の大きさは地域によって異なるので畳数で大きさを割り出すことができないのです。

私は地域によって違いがあるなんて知りませんでした。実はこの違いのために、関西の人が東京に来ると部屋が狭く感じるそうですよ。

ではこの違いについて少しお話しますね。畳のサイズは「江戸間」「京間」「中京間」「団地間」に分かれています。

その理由は諸説ありますが、家を作るときの基準が地域によって違ったためともいわれているんです。それぞれ1畳のサイズと使用地域を表にまとめました。

平米サイズ地域
江戸間1.54㎡880×1760mm関東より東
京間1.82㎡955×1910mm関西より西
中京間1.65㎡910×1820mm愛知、岐阜などの中部
岩手、山形、北陸
団地間1.44㎡850×1700mm公団団地やアパート、マンション

今までお伝えしてきたのは、江戸間による6畳で計算した場合になります。

地域によって大きな差があるので、畳数は目安とし、きちんとサイズを測定して購入するようにしましょう。

クッションフロアの必要量に影響するもの

クッションフロアの必要量は、「クッションフロアの幅」「敷くときの貼り方」「柄」によっても変わってきます。

ではどのような違いがあるのかお伝えしていきますね。

<クッションフロアの幅の違い>

クッションフロアには、幅182cmのものと幅90cmのものが販売されています。

「幅が小さい方が使いやすいかな」というように決めてしまってはいけません!それぞれ向いている部屋の大きさが違うんですよ。

大きい部屋と小さい部屋で使用する場合のメリットデメリットをまとめてみました。

大きい部屋小さい部屋
182cm少ない枚数ですむ
つなぎ目が少ないので、貼るときに大変じゃない
余りが多く出てしまう
90cm幅が狭いので枚数が多く必要
つなぎ目が多くなり合わせるのが難しい
枚数が合わせやすい

ちなみにクッションフロアは、幅182cmのものと幅90cmのものを合わせて使用できません。

なぜならクッションフロアは端ぎりぎりまで柄がプリントされているため、幅が違うと柄にずれが生じてしまうんです。

「切ればいいよね」と思いますが、手作業でカットすることは慣れていないと難しく、結果つなぎ目に隙間ができてしまいます。

つなぎ目に隙間があると剝がれやすくなり、耐久性に影響するので良くありません

ですからクッションフロアを購入するときは、使用したい部屋の大きさに合う幅を考えて購入するようにしましょう。

<敷くときの貼り方による違い>

クッションフロアを敷くときの貼り方によっても必要な量は変わってきます。

必要な量は、縦方向(短辺)を「長さ」横方向(長辺)を「幅」として考え、「枚数×必要な長さ」の計算式で出すことができます。

縦方向に敷くとき

1 部屋の幅÷182cm=必要枚数

2 部屋の長さ+20cm=必要な長さ

この1×2で何メートル必要かがわかります。

「あ、ちょっと面倒くさい。」と思いますよね。でも大丈夫です!

敷く方向を決めたら、そこに何枚敷けるかを出して長さや幅を掛ければいいんです!横方向でも同じなので、式をみてみましょう。

横方向に敷くとき

1 部屋の長さ÷182cm=必要枚数

2 部屋の幅+20cm=必要な長さ

この1×2で何メートル必要かがわかります。

このようにクッションフロアを敷くときに、縦方向に敷くか横方向に敷くかで必要な枚数も長さも変わってくるんです。

ですからクッションフロアをどの向きで敷くか検討し、あなたの部屋のサイズをしっかり測定すれば必要量が割り出せますよ。

<柄による違い>

これは木目柄に関してなのですが、木目柄は敷く方向によって受ける印象が変わるんです。

リビングで木目を長い方向に敷くと、部屋が広く感じられます。

逆に短い方向に敷くと部屋が狭く感じられるので、木目柄を敷くときは注意が必要ですよ。

せっかくおしゃれに変えたのに、部屋が狭く感じたら悲しいですよね。

ですからクッションフロアを購入するときは、幅や敷くときの貼り方、柄などを明確にしておくことが大切です。

クッションフロアを6畳に敷く費用はどれくらい?

クッションフロアを6畳に敷く費用はどれくらい?

クッションフロアは施工が手軽で人気がありますが、費用に関してはどうなのでしょう。

自分でクッションフロアを敷くのは大変ですよね。ただ費用が抑えられるなら頑張れると思いませんか?

実際クッションフロアを6畳に敷くのにかかる費用は大体2万円弱です。

あなたがDIYでクッションフロアを敷く場合、必要なものはクッションフロアと貼るためのテープになります。

クッションフロアの代金は、安いものでは1mで1200円台からありますが、種類や厚みによっても変わります。

またインターネットで購入すれば送料もかかりますが、テープ代を含めても6畳であれば2万円弱で収まります。

では業者に依頼するとなると、どのくらいかかるでしょうか。

6畳のクッションフロアの張り替えを業者に依頼した場合、材料費と施工費を含め費用は4~8万円ほどかかります。

もちろんタイルやフローリングなどの床材に比べると安くすむんですが、それでも高いですよね。

しかも基本的には現在の床材を張り替える形になり、また床材の状態によっては修復も必要になるので、さらに価格が高くなるのです。

ただ床材を張り替えない方法もありますし、張り替える場所によっても価格は変わります。

クッションフロアは、手軽に敷けあなたの好きなイメージに部屋を変えられるのがメリットですよね。

これらのメリットを考えると、あなたが挑戦してみる価値はあると思いませんか?

クッションフロアを6畳にDIYで使用するためのポイント

クッションフロアを6畳にDIYで使用するためのポイント

クッションフロアを6畳に敷くときの必要量や費用についてはお伝えしてきました。実際DIYではどんなものを選べばよいのでしょう。

クッションフロアを6畳に敷くとき、DIYのポイントがあります。それはクッションフロアの選び方です。

クッションフロアが人気の理由にデザインが豊富なことが挙げられます。けれど豊富なのはデザインだけでなく、厚みや機能など様々なんです。

そこでクッションフロアの種類や厚みなど詳しくお伝えするので、参考にしてください。

クッションフロアの種類

クッションフロアのデザインには以下のような種類があるので、それぞれの特徴についてみていきましょう。

  • 木目調
  • 大理石、黒石御影調
  • タイル、幾何学模様
  • シンプル

<木目調>

カフェのようにおしゃれな部屋にできるため、木目調は人気があります。

フローリングに似ているので馴染みがあり、インテリアにも合わせやすいことも人気の理由です。また木目調のものは暖かな印象を与えてくれるんです。

ブラウン系のものなら落ち着いた印象になるのでリビングやダイニングにおすすめですし、ホワイト系のものは明るい印象になるので子ども部屋におすすめです。

ただ木目調は先述したように、敷く方向によっては部屋を狭く見せてしまうので気をつけてくださいね。

せっかくおしゃれに変えたのに、部屋が狭くなった気がしたら悲しいですよね。

<大理石、黒石御影調>

大理石や黒石御影調のものは高級感がありますよ。ですから部屋を上品で落ち着いた雰囲気にしてくれます。

濃い色を選べばシックになりますし、色によって部屋の印象が大きく変わるんです。

浴室などの水回りと相性がいいですが、その場合は色合いをグレーなどの濃い色にして汚れが目立たないようにしてくださいね。

<タイル、幾何学模様>

タイルや幾何学模様は色がきれいなものが多く、個性的で目を引きます。

北欧風やアジアンテイストなど、コーディネートが自在に選べインテリアのアクセントになるんですよ。

ただ敷き方に気をつけないとつなぎ目が不自然になるので、少し上級者向けかもしれませんね。

<シンプル>

初めて購入するときはシンプルなものが施工しやすいですよ。

シンプルなデザインであれば、どんな部屋にも家具にも合わせやすいんです。またつなぎ目が不自然になる心配もないので、安心して選べますよね。

例えばソファやカーテンなどインテリアを目立たせたいときなどは、床がシンプルな方が全体の印象がまとまります。

最初はシンプルなものから始めてみるのもいいかもしれませんね。

このように、クッションフロアのデザインは豊富です。あなたの部屋のコンセプトに合うものを探してみてください。

選び方

クッションフロアはデザインだけではなく、厚さや機能も豊富です。そうなると、どう選べばいいのか悩みますよね。

クッションフロアを選ぶときは「幅」「デザイン」「厚さ」「機能」「価格」を考えて選びましょう。ではこれらのポイントについてお伝えしていきますね。

<幅>

クッションフロアの幅には182cmと90cmのものがありますが、182cmの方が種類は多く販売されています。ただ182cmのものは重みがあり扱いが大変なんです。

また、インターネットで購入すると送料もかかります。もちろん先述したように90cmのものにもメリットデメリットがあります。

それらを考慮し、あなたが扱えるものを選んでくださいね。

<デザイン>

あなたがどんな部屋にしたいかで、デザインを決めることが大切です。選ぶものによってはつなぎ目の難しさもあるので、それを忘れないでくださいね。

<厚さ>

クッションフロアの厚さは、住居用では1.8mmが一般的です。家具を置く場合は凹んでしまうので、この厚みが良いでしょう。

もし衝撃や遮音性を求めるのであれば、3.5mm以上のものがおすすめです。クッションの層が厚いので、衝撃吸収や断熱効果も高くなります。

子どもが小さいときは、下の階への騒音が気になりますよね。けれど、これほどの厚みがあれば遮音性も高いので下の階に響きませんよ。

騒音問題は日々のストレスになるので、このメリットは大きいですよね♪

<機能>

クッションフロアには、下記の機能を重視したものも販売されています。

  • 消臭機能
  • 抗菌、抗カビ機能
  • 床暖房対応
  • 耐久性

あなたがペットと共に生活しているなら消臭機能の高いものがいいですね。

また、クッションフロアのデメリットである通気性の悪さには抗カビ対応のものを選び、傷を少なく長持ちさせたいなら耐久性に優れたものを選びましょう。

<価格>

クッションフロアは価格が抑えられることもメリットです。ただし価格は一定ではなく、デザインや機能などによっては高いものもあるんです。

お気に入りのものなら高くても購入したいですよね。ただクッションフロアは耐久性が低いことを頭に入れておいてください。

塩化ビニールを使用しているクッションフロアは、どうしても傷つきやすかったり剥がれやすかったりします。

ですから、あまりに価格の高いものを購入し「思ったよりもたなかった」と残念な思いをしないよう気をつけましょう。

クッションフロアを選ぶポイントは多いですが、あなたが6畳の床をDIYするためにしっかり検討すればお気に入りのものが見つかるはずです。

何を重視するかはあなた次第なので、あなたの生活に合うものを探してくださいね♪

DIYの方法

あなたがDIYでクッションフロアを敷く場合、床にテープで貼る方法が浮かぶかもしれません。

もちろんその方法であれば、テープで固定されるので剥がれにくくなります。けれど賃貸ではなかなかそうはいきませんよね。

原状回復のために、クッションフロアをただ「敷く」という方法もあるんです。家具で押さえればずれにくくなりますし、何より簡単ですよね。

他にも両面テープを貼るのではなく、滑り止めを下に敷く方法もありますよ。

DIYというと大変に思うかもしれませんが、手軽に使用できることがクッションフロアのメリットなので、それを是非生かしてくださいね。

まとめ

まとめ
  • クッションフロアを6畳(江戸間)に敷くとき、幅182cmなら6m、幅90cmなら12m必要
  • 地域によって1畳の大きさは異なるため、クッションフロアが6畳で何メートル必要かを考える場合は参考値とする
  • クッションフロアが6畳で何メートル必要なのか知るためには、部屋のサイズをしっかり測定する
  • クッションフロアが何メートル必要かは貼り方によっても変わる
  • DIYでクッションフロアを敷くのにかかる費用は2万円弱である
  • クッションフロアは種類が豊富なので、DIYでは選び方が大切

クッションフロアは手軽に施工でき価格も安いので、部屋の印象を変えたいときは取り入れやすいものですよね。

けれど購入しても長さが足りなかったら、せっかくの模様替えも進みません。

クッションフロアが何メートル必要なのか、部屋のサイズをしっかり測定して割り出してください。それがあなたの部屋をおしゃれに変える近道になるんですよ。

お気に入りのクッションフロアであなたの部屋をもっと素敵な場所にしてくださいね♪

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