クッションフロアを壁に貼ることは可能!方法とリスクをチェック

クッションフロアを壁に貼ることは可能!方法とリスクをチェック 暮らし

クッションフロアはデザインが豊富なので、床に貼ると部屋の印象を大きく変えてくれます。

しかも、防水性があり汚れを落としやすいので助かりますよね。

掃除しやすいなら壁に貼るのはどうかな?

壁だって汚れますしおしゃれにしたいですから、クッションフロアを床に貼れるなら壁にも貼りたいと考えますよね。

では実際どうなのでしょう。クッションフロアを壁に貼ることは可能ですよ。

デザインが豊富なクッションフロアを壁に貼ったら、とてもおしゃれに変わりますよね!

ただクッションフロアを壁に貼る場合、壁に貼るためのものではないことによるリスクがあることは知っておきましょう。

あなたがクッションフロアを壁に貼りたいときに悩まないよう、リスクや方法などお伝えするので参考にしてくださいね♪

クッションフロアを壁に貼ることは可能?

クッションフロアを壁に貼ることは可能?

クッションフロアを壁に貼るということは可能なのでしょうか。おしゃれで掃除しやすいなら、床だけじゃなく壁にも貼りたいですよね!

大丈夫です、壁に貼ることは可能ですよ♪けれど先ほどもお伝えしたように、壁に貼るためのものではないのでリスクがあります。

クッションフロアを壁に貼るときのポイントや、どんなリスクがあるのかについて詳しくお伝えしますね。

クッションフロアを壁に貼るときのポイント

クッションフロアを壁に貼るときは、床と同じように貼ればいいのでしょうか。

どのように貼るかというと、壁に貼るときは以下のようなポイントがあるんですよ。

これらのポイントは、壁に貼るためならではのものもあるので詳しく説明しますね。

<壁とクッションフロアの両方に接着剤を塗る>

クッションフロアを床に貼る場合、床の方だけに接着剤を塗ります。

しかし壁に貼る場合は接着剤を片方しか塗らないと、自身の重みでクッションフロアが壁から剥がれてしまうんです。

ですから壁に貼る場合は、接着剤を壁とクッションフロアの両方にしっかり塗りましょう。

床の場合は両面テープで貼るという方法もありますが、壁は両面テープでは剥がれてしまい使用できないので、接着剤を使用することになります。

そのため、賃貸ではクッションフロアを壁に貼ることは難しいかもしれません。

<長尺シートは使用しない>

長尺シートは、クッションフロアの一種で主に店舗で使用されるものになります。

住宅に貼るものは厚みが1.8mmほどですが、店舗用の長尺シートは土足でも使用できるよう強度や厚みが違います。

床の場合は、ケースによって住宅でも長尺シートを貼ることができます。けれど壁に貼ることは、その厚みと重さで厳しいんです。

その厚みがどれくらいかといいますと2mmや3.5mmあり、その分重量も5Kg/mなんてものがあるんです!

そんなに重いものを職人さんでもないのに壁に貼るなんて、想像しただけで腕が痛くなりますよね。

重い分接着も大変ですから、壁に長尺シートを貼るのはあきらめましょう。

<つなぎ目はしっかり接着する>

床の場合も同じですが、クッションフロアは通気性が悪いのでつなぎ目の隙間はNGですよ!

なぜなら隙間から水分が入り込むとカビの原因になり、また劣化するとめくれてきます。

ですから壁に貼る場合も、つなぎ目の接着には気を遣ってくださいね。

壁に貼る場合も、貼り方は床と同じです。とにかく、どうすれば剥がれないかがポイントになるんです!

クッションフロアを壁に貼るリスク

クッションフロアは床材です。では床材を壁に貼る場合どのようなリスクがあるのでしょうか。

それは、先ほどからお伝えしている「剥がれやすい」ことと、そして「施工性が悪い」ということです。

これら2点について、どういうことなのか詳しくみていきましょう。

<剥がれやすい>

壁紙は、厚みや重さが考えられ、壁に貼りやすく剥がれないよう作られています。

サンプルを数枚確認しましたが、厚さは0.5mmほどで、重さもサンプル20cm×30cmの大きさだとわずか20gしかありません。

もちろん壁紙の種類も様々なものがあり、ケースによっては厚みのあるものが推奨されます。しかし基本はそこまで厚みや重さはないんですよね。

それとは違いクッションフロアは床に貼るので、重さを気にする必要がありません。

ですから壁に貼ると、自身の重みでクッションフロアが剥がれてしまうというリスクがあるんです。

<施工性が悪い>

クッションフロアを床に貼るときは、平面が多いので貼りやすいかもしれません。けれど壁は、窓や柱など出っ張りが多いんです。

それを考えると、なかなか壁に貼るのは難易度が高そうですね。でもあなたがDIY好きで「腕が鳴る」ようなら、挑戦してみるのもアリですよ♪

このようにリスクを知った上で注意すれば、クッションフロアを壁に貼ることは可能なんです。そう、あなた次第ということですね!

クッションフロアを壁に貼る方法は?

クッションフロアを壁に貼る方法は?

クッションフロアを壁に貼るとき、もちろん壁全面に貼る方法もあるでしょう。

しかしリスクを考えると、もう少し規模が小さい方法を選ぶことをおすすめします。

では規模の小さい方法にはどんなものがあるのでしょうか。それは腰壁風にクッションフロアを壁に貼るというものです。

腰壁とは、壁が1メートル前後の腰の高さで仕上げを変えているもののことをいいます。

壁の腰の高さに見切り部分があるのを見たことはありませんか?

西洋建築で取り入れられているもので、椅子の背により壁が傷つくのを防ぐため作られています。

おしゃれで欧風な雰囲気があり、ちょっと憧れますよね♪でもこれ、クッションフロアを壁に貼ることであなたの部屋にも作れるんです。

壁に見切りの部分なんてないから無理でしょう

いえいえ、大丈夫です!モールディングを使えば、見切りの部分も作ることができるんですよ。

モールディングとは

縁や腰見切り、壁面装飾額縁などの総称

西洋建築に取り入れられていて、空間に立体感が生まれる

このモールディングはシールタイプがあるので、手軽に取り入れることができます。

腰見切り部分の下にクッションフロアを貼りモールディングで境目を作れば、おしゃれな壁になるのです。

モールディングを使用すれば接合部分や隙間を隠すことができ、腰壁風のクッションフロアで壁面を保護できます。

クッションフロアを壁に貼る方法を工夫すれば、おしゃれなだけでなく壁の保護にもなり、メリットは大きいですよね♪

クッションフロアを壁に貼るときのメリットデメリット

クッションフロアを壁に貼るときのメリットデメリット

クッションフロアを壁に貼ることには、どのようなメリットデメリットがあるのでしょう。

せっかく頑張って貼ったのにメリットが少なくてデメリットばかりだと悲しいですよね。

メリットとしては「掃除がしやすい」などが挙げられ、デメリットは「カビの発生の恐れ」などがあります。

では実際どのようなメリットデメリットがあるのかみていきましょう。

メリット

クッションフロアを壁に貼ることで、以下のようなメリットがあります。

ではこれら3点について詳しく説明していきますので、参考にしてくださいね。

<掃除がしやすい>

クッションフロアは、塩化ビニールを使用しており防水性があります。そのため汚れがついても拭き取るだけできれいになるんです。

それってとても大きなメリットですよね!だって日々の掃除は大変だけど、掃除しなければきれいな部屋を維持できません。

それならば、「少しでも楽な方法できれいな状態を維持したい」と思うのは当然です。

汚れが楽に落とせれば、あなたの忙しい毎日に少し余裕が生まれるかもしれませんね♪

<床との統一感が生まれる>

クッションフロアを壁に貼ることで、床と壁に統一感が生まれます。

そして統一感があれば、まとまりのあるすっきりした部屋になり、部屋が広く感じられるんです。

床と壁は面積が大きいので、部屋全体の印象を左右しますよね。逆に言えば、この2つを決めればインテリアが合わせやすくなりますよ。

おしゃれな部屋にしたくても、なかなか難しいものです。私はいつも色々なものを置くため統一感がなくなり、結局落ち着かない部屋になります。

あなたもそんな風に残念な結果にならないよう、まずは床と壁を合わせてみると良いかもしれませんね。

<汚れや衝撃から壁を守る>

クッションフロアには厚みがあります。この厚みがあることで、衝撃から壁を守ってくれるんです。

あなたが小さな子やペットと生活しているのなら、とても助かるのではないでしょうか。

気づいたら壁がすごいことになってた!

子どもは色々な遊び方をするので、そのようなことは日常茶飯事です。けれどもし壁を守れるなら、そんなショックも減るかもしれません。

大切な部屋をみんなにとって居心地の良い場所にしたいですよね♪

クッションフロアを壁に貼る場合、おすすめは「洗面所」「キッチン」「トイレ」などの汚れが飛び散りやすい場所でしょう。

また「子供部屋」「ペットのいる空間」も、腰壁風にすれば衝撃が和らぐのでおすすめです。

クッションフロアのメリットを生かせれば、あなたの生活も、より快適になるのではないでしょうか。

デメリット

今度はデメリットについてみていきましょう。それはやはり、通気性が悪く湿気がたまりやすいということです。

そのためクッションフロアを壁に貼ると、カビの発生の恐れがあるのです。

また湿気がたまりやすいことから、クッションフロアを剥がすとき裏紙だけきれいに残して剥がすことは難しいかもしれません。

ただ通気性の悪さによるカビの発生に関しては、壁だけでなく床に貼るときも同じことがいえるんです。

ですからクッションフロアを貼るときは、床でも壁でも日々換気して、湿気がたまらないようにしましょう。

クッションフロアを床に貼っても壁に貼っても、メリットデメリットはあるんです。

これはあくまでも、あなたが迷ったときの判断材料になりますよ。あなたがどのような部屋にしたいか、何を優先したいかを考えてくださいね♪

まとめ

まとめ
  • クッションフロアを壁に貼ることは可能である
  • クッションフロアを壁に貼るときは気をつけるポイントがある
  • クッションフロアは床材であるため壁に貼る場合リスクがあるが、腰壁風に貼るなど工夫できる
  • クッションフロアを壁に貼るメリットデメリットはあるが、床に貼る場合も同じである

クッションフロアは床材ですが、床ではなく壁に貼ろうというそのアイデアが素晴らしいですよね。

もちろん本来の形ではない使い方をする場合、リスクは伴うものです。

けれど日々を楽しむ上で、そのものの形にとらわれないことも大切だと思いませんか?あなたが快適な空間を作れるよう応援しています♪

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