ソファベッドにはどんなイメージを持っていますか?1台でソファとベッドの役割があるなんて便利ですよね。
一人暮らしを始めるなら、コストも抑えられるので助かります。私はそう思っていたのですが、正直デメリットの声の方が目立つんです。
ソファベッドのデメリットは「寝心地が悪い」や「耐久性の不安」などがあります。

一人暮らしでソファベッドを買いたいけどデメリットが多いと考えちゃうな
そう思ってしまうかもしれませんね。けれど本当にソファベッドはデメリットばかりなんでしょうか。
一人暮らしを始めるにはお金がかかりますし、部屋の広さにも限りがあります。そのためソファベッドがあると助かりますよね。
実際ソファベッドのデメリットはどのようなものなのか、改善方法や選び方も含めて一緒にみていきましょう。
一人暮らしのソファベッドのデメリットやメリット!

一人暮らしを始めるとき、お金と部屋の広さのことは重要な問題ですよね。
広い部屋を借りることはなかなか難しいから、家具は大きいものを置けません。
そんなとき1台で2つの役割を持つソファベッドは便利です。けれど、正直デメリットが心配ですよね。
ソファベッドのデメリットは「寝心地が悪い」「耐久性の不安」の他にも「収納が必要」などが挙げられるんです。
実際デメリットにはどのようなものがあるのか詳しく説明していきますね。
ソファベッドのメリットとデメリット
ソファベッドはデメリットが多いという声は聞くけれど、実際どんなデメリットなのでしょう。それは以下に挙げられるようなものになります。
- 寝心地が悪い
- 耐久性の不安
- 通気性の問題
- 収納場所が必要
- 切り替えるのに手間がかかる
ソファとベッドは2つの役割を持つということで、なんとなくイメージできる内容かもしれません。
ただデメリットの数としては多いですよね。「デメリットしかないのか」と残念にならないよう、まずはメリットをお伝えします。
- コストが抑えられる
- 部屋を広く活用できる
- 生活感を感じさせない
ほら、メリットもちゃんとありますよね。これらメリットについて詳しくみていきましょう。
<コストが抑えられる>
やはりこれは大きいですよ!一人暮らしでソファとベッドの2つ別々に購入することを考えたら、大幅にコストは抑えられます。
もちろんソファベッドの価格は幅広く、寝心地や耐久性にこだわれば安くはないかもしれません。
けれど、あなたが何を重視するかにもよるので、選択肢が広いことはメリットになりますよね。
<部屋を広く活用できる>
ソファとベッドを両方置くのとは違い、ソファベッドは場所を取りません。
ソファをベッドにするための空間は必要ですが、常にソファとベッドが置いてあるよりは部屋を広く使えるんです。
その分あなたの好きなものに空間を活用できれば、一人暮らしをする上での楽しみが増えますよ♪
<生活感を感じさせない>
ベッドは大きい家具なので、部屋に入ったときどうしても目がいきます。そうすると、一人暮らしの生活感を感じずにはいられません。
生活しているのだから当たり前なのですが、できればおしゃれな空間を作りたいですよね。
ソファベッドは普段ソファとして使用するので、そんなおしゃれな空間を作るのにはピッタリなんですよ。
ソファベッドにはこのようなメリットがありますが、それも含めてデメリットをみていきましょう。
デメリットの内容
先ほどもお伝えしたように、ソファベッドにはメリットが3つなのに対しデメリットが5つもあります。
デメリットの内容について詳しくお伝えしていきますね。
<寝心地が悪い>
ソファベッドはベッドとしての役割の「寝る」ことだけではなく、ソファとしての「座る」役割も持っています。
ただソファとベッドは目的の違いから、構造や素材が違うんです。
ベッドには「コイルスプリング」や「ポケットコイル」が使われていて、体を横にしたときの耐圧分散により楽に寝られるよう考えられています。
一方ソファは「姿勢を保つ」や「衝撃を吸収する」などの目的で、ばねやクッションとしてのウレタン、木材から作られています。
この構造の違いによって、ベッドの寝心地やソファの座り心地は決まるんですよ。
ソファによく使用されているウレタンは、空気の泡を含んでいて潰れたり膨らんだりを繰り返すと、へたれてしまうのです。
たしかにソファはずっと使用しているとへたれて座り心地が悪くなりますよね。へたれて凹凸があったら、ベッドにしたとき快適にはなりません。
ソファベッドは座るだけではなくベッドとして使用するので、ウレタンがへたれてスプリングが背中に当たり、「痛くて寝心地が悪い」ということになるんです。
またソファのときの背もたれ部分が変形し折り目となるため、寝心地として気になるかもしれません。
<耐久性の問題>
「ソファとして座り、ベッドにするために形を変える」これを毎日繰り返すので、ベッドやソファ単体のものより耐久性は低くなります。
例えばあなたが「今の部屋で数年過ごし、お金を貯めて広い部屋に移ろう」という目標を持っていたら、コストを抑えられる選択肢として考える価値はありますよね♪
<通気性の問題>
通常ベッドのマットレスは通気性が高くなるよう作られています。なぜなら、人は夜寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われているからです。
そのためマットレスは快適な睡眠のために、蒸れにくく寝苦しさを感じないよう考えられているんですよ。
しかしソファベッドはソファとしていつも座るものなので、素材によっては通気性が悪くなってしまいます。
対策としてマットレスやシーツを使用することをおすすめしますが、また後ほど説明しますね。
<収納場所が必要>
ソファベッドをベッドとして使用する際、掛け布団や枕が必要になりますよね。
タオルケットやシーツなどはしまっておくのに場所を取りませんが、掛け布団や枕は収納する場所を確保しなければなりません。
ソファベッドでスペースが確保できるのに、収納が必要になるのは残念ですが、その点は考えておきましょう。
<ソファからベッドに切り替える手間がかかる>
ソファベッドは、ソファとして使用した後寝るためにベッドの形へと切り替えなければなりません。
毎日この作業を行うことは面倒に感じるかもしれませんね。もしあなたが面倒に感じるタイプなら、ソファベッドの購入は検討した方が良いですよ。
ただ布団だって畳む必要がありますし、ベッドだってシーツを洗ったり布団を干したりするんです。
私も時々「面倒だな」と思いますが、日々行っていると習慣になりそれが当たり前になるものですよ♪
あなたが日常で面倒だと思うことがどこまでなら許せるのか、じっくり検討してくださいね。
デメリットへの対策
ソファベッドには、先ほど述べたようなデメリットがありますよね。しかし、寝心地や耐久性、通気性などは対策をとることもできるんですよ。
以下に対策を挙げたので、ひとつずつどういうものなのかみていきましょう。
- マットレスやシーツ、カバーを使用する
- 座り方を工夫する
- 手入れをしっかり行う
- 下に収納があるものにする
- 置く場所に気をつける
<マットレスやシーツカバーを使用する>
ソファベッドにマットレスやシーツ、カバーを使用すれば、洗うことができるので衛生面への対策が可能になります。
「マットレスの収納が」と思うかもしれませんが、丸めてクッションのようにできるマットレスもあるんです。
他にも通気性にこだわっているものや、寝心地を重視するものなどが販売されているので、探してみてはいかがでしょうか。
通気性だけではなく、寝心地まで改善できたら嬉しいですよね♪
それに何も敷かずに汚れてしまうより、時々洗ってすっきりする方が気持ちいいと思いませんか?
<座り方を工夫する>
ソファとして使用していると、ウレタン素材のものはどうしてもへたれてしまい、寝心地に影響してしまいます。
座るとき、つい同じところに座ってしまいがちですよね。その結果へたれてバランスが悪くなり、悲しい思いをするんです。
そうならないために、普段から同じところに座らないよう意識を変え、同じところに圧がかからないようにしましょう。
ほんの少し意識するだけで、ソファの形もベッドの寝心地も守ることができるんですよ。
<手入れをしっかり行う>
どんなものもそうですが、手入れをして良い状態を保てればずっと使用できますよね。
ソファベッドも同じで、カバーが外せるならば定期的に洗濯が必要ですし、折りたたみ部分にはごみがたまりやすいので時々確認が必要です。
そのお手入れが耐久性を高めるので覚えておいてくださいね。
私が大切にしているものは、家具でも小物でも10年以上使用しても変わりません。
いつか限界がくるかもしれないけれど、大切にすれば長持ちするんですよね。
<収納があるソファベッドにする>
家具の脚の部分の空間を収納として使用できたら、スペースの有効活用になると思いませんか。
もちろん、掛け布団や枕をしまうほどの収納は難しいですが、その他のものを少しでも収納できたらいいですよね。
部屋全体の整理に繋がるので、部屋が片付き広く感じることができますよ。
選び方についてはまたお伝えしますが、それもデメリットをなくす対策になるんです。
<置く場所に気をつける>
もしソファベッドが昼間ずっと日の当たる場所にあったら、逆に年中日の当たらない場所にあったとしたら、家具としての機能は低下しますよね。
日の光で生地は傷みますし、逆に日が当たらなければ衛生面で不安が出てきます。
もちろんあなたが住む部屋の日当たりにもよりますが、それでも部屋の中でソファベッドが傷まない場所を探して置くようにしましょう。
このようにデメリットの改善策をあげてきましたが、あなた次第でデメリットは改善できると思いませんか?
「デメリットが多いから」と諦めるのではなく、日々の生活で改善策を探してみましょう。
一人暮らしのソファベッドの選び方はポイントがある!

一人暮らしでソファベッドを購入したいとき、どのように選べばいいか難しいですよね。
選び方はあなたの目的次第です!ソファとベッドの役割を兼ね備えていても、ソファの座り心地とベッドの寝心地両方を求めることはできません。
ですから、あなたが「寝心地はいいものを」「部屋を広く使いたい」など明確な目的を決めて、それに合ったものを探すようにしましょう。
ソファベッドの選び方のポイント
選び方のポイントは以下の3点です。詳しく説明していきますね。。
- 目的
- サイズ
- コスト
<目的>
デメリットを挙げた中で、「寝心地」や「耐久性」などはソファベッドの選び方で変わってきます。
これらを重視するならば、ベッドマットレスに使用されている「コイルスプリング」で作られたものを選ぶと良いですよ。
また中身に使用されているウレタンも、密度の濃いものや硬めのものを選びましょう。
価格が上がりますが、フランスベッドなどのブランドで探せば、寝心地や耐久性によりこだわったものが見つかるかもしれません。
<サイズ>
一人暮らしで部屋の広さを考えると、ソファベッドのサイズは重要です。あまり大きすぎても圧迫感につながりますよね。
ただ、小さすぎるものは寝心地に影響するので気をつけましょう。一般的なベッドのサイズを表にまとめました。
ベッドのサイズ | 横幅×長さ |
シングルベッド | 97×195cm |
セミダブル | 120×195cm |
ダブル | 140×195cm |
かなり広めに作られていますよね。それは寝返りを打っても充分な幅を考えて作られているんです。
人は夜寝ている間に何度も寝返りを打ちます。もし寝返りを打てず同じ姿勢のままでいると、血行が悪くなり体の不調につながってしまいます。
ですからソファベッドを購入するときは、小さくても幅がシングルベッドと同じ97cm確保できるものを選べば体が楽ですよ。
長さも身長+20cmあれば、ベッドにしたときに快適に過ごせるでしょう♪
<コスト>
ソファベッドは種類が豊富で形やサイズ、コストも幅広く販売されています。
安いものであれば1万円以下のものからありますが、デメリットを頭において考えるようにしてくださいね。
もちろん価格が違えば機能も違ってくるので、コストを考える際も目的は明確にしておきましょう。
ソファベッドのタイプにはどんなものがある?
ソファベッドには様々なタイプがあります。タイプによって機能も違うので、選ぶときの参考にしてください。
- リクライニング
- 折りたたみ式
- 収納付き
- マットレス
<リクライニング>
リクライニング式はよくみられるタイプで、リクライニングを倒すとベッドになります。ソファベッドというと私はこのイメージでした。
このタイプはソファをメインで使用する場合に向いています。
コンパクトで価格は手頃なものからありますが、背面に倒すためのスペースが必要になり、また背もたれを倒すため折り目ができます。
折り目があるとその部分にくぼみができるので、寝心地は良くないかもしれません。
ただ、真ん中に折り目がこないものもありますしマットレスなどで対策もできます。座り心地や寝心地を考えて合うものを探しましょう。
<折りたたみ式>
折りたたみ式は折りたたみ方が様々ですが、2WAYタイプなら背もたれと座面を広げ、ソファの位置を変えることなくベッドにできます。
ソファもベッドも頻回に使用するならこのタイプがいいでしょう。1~2人用のソファベッドに多く、一人暮らしのあなたにおすすめです。
折りたたむだけなら大変ではないですよね。このようなタイプがあることを私は知りませんでした。
最近は3WAYタイプもあり、このタイプはゆったり広く使用できるので、リラックスするのに最適ですよ♪
<収納付き>
収納付きのソファベッドには、引き出しを取り付けたタイプの収納とソファの座面が収納ボックスの蓋になっているものがあります。
引き出したタイプのものは浅いので、多くの収納は難しいかもしれません。ただ収納場所が増えれば部屋がすっきりするので嬉しいですよね♪
<マットレス>
折りたたまれたマットレスを広げればベッドになります。軽くて折りたためるので、スペースを確保したいときには便利です。
しかもマットレスなので厚みがあり、寝心地を重視したい場合はおすすめです。低価格で販売しているものも多いので、一人暮らしには助かりますよね。
ただ直接使用すると汚れてしまうので、汚れないようシーツやカバーがあるといいかもしれませんよ。
一人暮らしのソファベッドのおすすめ3選を紹介

ソファベッドは、種類が多く選択肢の幅が広いですよね。一人暮らしでおすすめのソファベッドにはどんなものがあるのでしょう。
コストを抑えたいのなら、ニトリやタンスのゲンなどは比較的安いものも多く販売しています。価格の幅が広いので、探しやすいかもしれません。
けれど価格を上げてもしっかりしたものを探すなら、フランスベッドなど老舗のメーカーでも探すことができますよ。
一人暮らし向けのソファベッドでおすすめのものを紹介していきますね。
ロウヤ 2人掛けソファのソファベッド ファブリック天然脚
価格 | 27990円(税込) |
サイズ | ソファ【 幅130×奥行74×高さ62cm】 ベッド【 幅167×奥行89×高さ36cm】 |
コンパクトなサイズで木脚を取り外してロータイプでも使用できます。同じ形で使い方がいくつかあるのは便利ですよね。
ソファの座面は36cmと低めなので、部屋を広く見せてくれますよ。また生地はファブリックを使用しているので、さらりと気持ちのいい肌触りになります。
カラーはグレー、ネイビー、アイボリーと3種類あり、これならどんなコーディネートにも合わせやすいですよね。
ニトリ 布張りソファベッド(マークスAM GY)
価格 | 39900円(税込) |
サイズ | ソファ【幅183(座面110)×奥行100(座面55)×高さ85cm】 ベッド【幅183×奥行115×高さ41cm】 |
生地はファブリック素材を使用しているので、蒸れにくく肌触りの良い商品です。
ひじ掛けの角度が調整できるので、あなたにとって快適な姿勢を維持できますよ。また座面にS字ばねを使用しており、耐久性も考えられているんです。
ニトリは店舗が多いので、実際足を運んで見に行くこともできておすすめです。自分の目で確認することは、実際のイメージに繋がるので大切ですよ。
タンスのゲン 3WAYソファベッド2人掛け 肘付きローソファ
価格 | 19999円(税込) |
サイズ | ソファ【約幅115×奥行70×高さ67cm(座面高28cm)】 ベッド【約幅115×奥行180×高さ50cm】 |
カラーはグレージュ、コーラルピンク、インディゴブルーで大人可愛い色合いです。
しかも3WAYで使用できるので、ソファでもカウチソファやベッドでも、好きな体勢でくつろげますよ。
コンパクトでも幅は広く、低価格で購入できるのは一人暮らしを始めるとき助かりますよね。
ソファベッドは価格も種類も豊富なので、色々な商品を見てみてください。
目的さえ明確にすれば、数多くの商品の中にもあなたのお気に入りが見つかるはずですよ♪
まとめ

- 一人暮らしを始めるときにはソファベッドが便利だが、デメリットも多い
- ソファベッドのデメリットには、寝心地や耐久性、通気性などの問題がある
- ソファベッドのデメリットは使い方や選び方で改善できることもある
- 一人暮らしを始めるときソファベッドなら、部屋を広く使えたり生活感を感じさせなかったりとメリットもある
- ソファベッドを選ぶときは、目的を明確にして選ぶ
一人暮らしを始めるときは揃えるものが多くて大変ですよね。そのため諦めるものも多いかもしれません。
ソファはあったら嬉しいけれど場所をとる上に高価なので、諦めてしまうもののひとつになってしまいます。
けれど、ソファベッドならソファもベッドもあなたの部屋に置けるんです。
もちろんデメリットはありますが、選び方や使い方で改善できるなら購入することを考える価値はありますよね。
あなたがお気に入りの部屋で素敵な生活を始められるよう、応援しています。
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