美容室に行ったのに「なんか思っていたイメージと違う仕上がりになってしまった…」と思ったこと、1度や2度はありますよね。
私は「これくらいなら許容範囲かな」と思えるときもありますが、「これはちょっと納得できない!」と思ってしまうこともあります。
そんなときは「お直し」を頼んでみると良いかもしれません!
せっかく施術をしてくださった美容師の方に迷惑がかかるかもしれないと思うと、気が引けてしまう気持ち、とってもわかります。
でも、美容室でお直しをしてもらうことって迷惑じゃないんです!
次こそはイメージ通りの髪型にするために、美容室でお直しをお願いするときに迷惑にならないコツとポイントを押さえましょう!
美容室でお直しが迷惑にならないコツを紹介!

まず前提として、美容室でお直しをお願いされることは美容師にとっては全然迷惑ではないそうです。
お客さん側の私たちからするとびっくりですよね。美容師の本音は「教えてくれてありがとうございます!」と思っているそう。
これを知っているだけで少し緊張がほぐれますよね。ではこれをふまえて、実際に美容室でお直しをするときに迷惑にならない伝え方を覚えていきましょう!
お直しするときの伝え方
思っていた出来上がりと違っていてお直しをしたいときは、以下の言い方もおすすめです!
「○○が気になるのでやり直していただきたいのですが、日程のご都合がよろしいときはございますか?」
自分の気になっているところを伝えて日程調整をするだけで大丈夫です。迷惑かな…などと思う必要はないので、しっかりとあなたの気持ちを伝えましょう。
ここで重要になるのが「どれだけ具体的に伝えられるか」です。
せっかく勇気をふりしぼって美容室にお直しに行くのなら、あなたも美容師も納得いく髪型にしたいと思っているはず。
- 今のあなたのヘアスタイルで気になるところはどこか
- どのようなイメージに近づけてもらいたいか
この2点を意識して美容師に伝えるようにしましょう!
具体的な例を用いて説明していきますので、参考にしてみてください。
「あなたはあごのラインに沿ってぱつんと切られたボブにしたいと思っていたけれど、首のラインで切り揃えられてしまった」という場合…
- あなたがイメージしていたよりも少し長いのが気になるということ
- あごのラインで切ってほしいこと
- 切りっぱなしのようなボブが理想的であること
上記を言語化して伝えられると、お直しをした後にイメージから大きくかけ離れることはなくなるはずです。
もし言葉で伝えるのが難しいと感じるのであれば、気になるところを伝えた上でイメージ画像を持参していくと良いですよ!
インターネット検索だけではなく、InstagramやPinterestといったSNSでも検索をしてみるとたくさんの写真がでてきます。
美容師の方々が運営されているアカウントもあり、Before&Afterなどを見ることもできるので上手に活用してみてください!
美容室のお直し料金は?保証対象についても紹介

美容室でのお直し、気になるのはその料金ですよね。結論から申し上げると、美容室でのお直しは料金がかからないことがほとんどです。
多くの美容室では「本日から1週間以内であれば無料でお直しも可能ですので気になるところがあれば言ってくださいね」と退店のときに言ってくれます。
美容室によってお直しに料金がかからない期間が異なりますが、その目安はだいたい1週間〜10日です。
日程調整の都合もあるので、どうしても気になるところが出てきたら早めに美容室に連絡をすることをオススメします。
お直しができない美容室も
美容室によっては「お直しは不可である」という内容の承諾書を施術前に渡されることがあります。
私が今まで通ってきた美容室ではそんな経験は一切ないのでかなり少数派だと思います。
しかし、それにサインをして施術を受けた以上は、お直しをしてもらうことは残念ながらできないでしょう。
事前に美容院側へ確認しておくと安心ですね。
お直しをしてもらえる希望の範囲は
どの美容室でも期間内であれば無料でお直しはしてもらえます。とはいえ、無料ではできないお直しもあるそうです。
保証期間内に無料でできるお直しは、仕上がったヘアスタイルに対しての不満点のみなのです。
そのため「スタイルチェンジ」と判断されてしまう希望に対して保証は効きません。
では、どのお直しが保証内でどのお直しが保証外になるのかについて詳しくまとめていきます。
保障内のお直しの例
・【少しのカット】サイドをもう少しだけ切ってほしい/ 前髪を少し短くしたい/ 全体の量を少し軽くしたい
・【カラー】カラーにムラがある/ もう少しだけ明るくしたい
・【パーマ】パーマがあまりかかっていない/ すぐに取れてしまった
保証外になるお直しの例
・【スタイルチェンジ】セミロングからボブにしたい/ ロングからあと10㎝切りたい
・【カラー】カラーがすぐに色落ちしてしまった/ ブルー系からオレンジ系の色にしたい
・【パーマ】やっぱりパーマをかけたい
保証内と保証外のちがい、なんとなくわかりますか?少し複雑ですよね。
私は、「自分の意見が変わった場合」のお直しは保証外になってしまうと認識しています。
あくまでも最初に美容師と一緒にカウンセリングをした内容をベースに考えて、それでも少し違う場合はお直しの保証内に入ると思います。
自分で判断がつかないときは電話で美容師に聞いてみても良いでしょう。
美容室でのお直しでカットのポイント紹介

よくある美容室でお直しをしてもらいたいメニューは「カット」と「カラー」ではないでしょうか。
それぞれのお直しのポイントを細かくご説明していきますね。
カットをお直しするときのポイント
まず髪の毛が短くなりすぎてしまった場合、これはもうどうしようもできません。自然に髪の毛が伸びるのを待つしかないのです。
こんなことを防ぐためにも画像を持参したり、美容師と共通認識を作るために手で長さを表したりしてから切ってもらうと良いですね。
もしくは、自分がどれくらいの長さが似合うか分からないから少しずつ切って様子を見させてほしいと伝えるのも一つの手だと思います。
美容師も嬉しい気持ちで帰ってもらいたいはず。きっと迷惑と思うことなく快諾してくれますよ。
また長さと同じで軽くなりすぎてしまった場合、これもどうしようもできません。重かった場合はいくらでも軽くできます。
美容師もあなたに確認しながら量をすいてくれることが多いと思うので、しっかり手で触って納得いく重さにしてもらいましょう。
カラーをお直しするときのポイント
大事なのは「自分のイメージをしっかり伝えること」です。
今より明るくしたいのか暗くしたいのか、どこの色ムラが気になるのか、はっきりと伝えましょう。
カウンセリングの時に持参した画像をもう一度見せてもいいでしょう。
しかし、カラーのお直しでもできないことがあるのです。
イメージより明るかった場合は、暗い色で染め直せば良いだけなので問題ありません。
ただ、イメージよりも暗くて明るいカラーにしたい場合はかなり難しいのです。
暗めに染めた髪の毛を明るくするために、場合によってはブリーチが必要になることもあります。
ブリーチを使わなかったとしても、髪の毛にダメージを与えてしまうことにもなります。
もしどうしても暗い髪の毛を明るくしたい場合は、その後のケアも含めて覚悟をもって挑みましょう。
まとめ

・美容室のお直しは全く迷惑ではない
・美容師に迷惑をかけないためには「自分のイメージを明確に伝えること」
・美容室でのお直しは保証期間内であれば料金はかからない
・お直しをしてもらえる範囲は仕上がったヘアスタイルに対してのみ
・カットやカラーのお直しは希望によってはできないこともある
この記事を読んで、「美容室でお直しをお願いするって迷惑かな」という考えが吹き飛ばされていたらとっても嬉しいです!
私の友達も美容室に行った3時間後くらいに「カラーが納得いかないから明日お直しに行ってくる」と言い、翌日に思いどおりのカラーになって喜んでいたことがありました。
美容室へのお直しのお願いは、思っているより軽い気持ちでしても大丈夫そうですね(笑)
納得いかない髪型でモヤモヤするよりも、お直しに行ってハッピーになれる方が幸せですもんね!
迷惑と思わずに、勇気を出してお直ししちゃいましょう♪
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